B2サイズとは
紙のサイズは基本的にA系列、B系列の2つの規格に代表されます。JISで制定されているB系列はA系列の1.5倍のサイズになります。
B2サイズの紙は728x515mmで、ポスターやチラシなどに利用されています。事務用によく利用される、B3用紙の倍のサイズになります。今回はB2サイズの特徴について見ていきたいと思います。
紙のサイズは基本的にA系列、B系列の2つの規格に代表されます。JISで制定されているB系列はA系列の1.5倍のサイズになります。
B2サイズの紙は728x515mmで、ポスターやチラシなどに利用されています。事務用によく利用される、B3用紙の倍のサイズになります。今回はB2サイズの特徴について見ていきたいと思います。
B2の用紙はポスターやチラシなどによく利用されています。電車の中吊りポスターがB3ですから、その倍のサイズに該当します。駅ばりポスターや郵便局の広告ポスターの規格にも使われ、室内ポスターとしては標準的サイズです。
室内利用のポスターとしては、それなりに大きく感じるかもしれませんが、屋外ポスターとしてはやや小ぶりの印象になると思います。遠くから一目で内容が理解できるインパクトのあるポスターというよりは、館内の案内図などの説明的なポスターに利用されることが多いと思います。
展示会などのパネルポスターなどにもB2サイズがよく使われます。展示台に商品を設置して、上部のパネルで商品説明や、商品コンセプトなどを掲示します。店舗の店頭設置パネルやウェルカムボードなどにもよく利用される使いやすいサイズです。
B2サイズはカレンダーにもよく利用されています。カレンダーとしては大型の部類で、泰西名画や日本画を題材にした絵柄カレンダーなどに利用されています。サイズ感は、一般的な住宅のドアの幅が70㎝強ですので、ドアと比較してイメージすると良いかもしれません。
折り込みチラシとしてはB4が最も多く、次いでB3、そしてB2の用紙が利用されています。チラシとしてはかなり大きなサイズになりますので、通常2つ折りで挿入され、チラシとしてはかなりインパクトのあるサイズになります。
チラシは基本的に大部数を用意することが多いので、輪転印刷機で印刷するのに適しています。輪転印刷機を利用したB2のチラシは、機械の特性上、通常より大きめになります。
一般的な家庭用のプリンターはA4、大型の家庭用プリンターでA3が限度です。B2の用紙に印刷をする場合は、基本的に印刷会社に注文します。大きさがあるので、用紙の厚みは、コシのある135kg以上を利用するのがベターです。
B2サイズの印刷物を送るには、いくつかの選択肢があります。折ってもかまわないのであれば、大きめの封筒に収納できますが、大切なポスターやカレンダーなどの場合は、折らずに送りたいので、工夫が必要です。
郵便を利用する場合、定形外郵便物になります。規格内の場合は、重量1kg以内、大きさは長辺34㎝、短辺25㎝、厚さ3㎝以内という制限があるため、3つ折りにしないと郵送できません。
しかし、規格外であれば、丸めて筒状の容器に入れて送ることができます。折りたたみたくなければ、B2が収まる段ボール封筒などを利用することで、送付が可能です。
印刷物だけであれば、おトクな「ゆうメール」も利用できます。詳しい内容については郵便局に問い合わせ、あるいは、郵便局のサイトをご覧になってください。
ゆうパック等の宅配便を利用することもできます。ちなみに、「ゆうパック」は、長さ、幅、厚さの合計が1.7m以下、重量は30kg以下のものを送付することができます。宅配便の場合は信書の同封はできません。
手持ちでB2の印刷物や版下を運搬する場合には、大型のデザインバッグが利用されます。このバッグを宅配便用の包材として利用することもできます。
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