A3サイズとは

A4サイズといえば、一般的なノートやプリンターで一番使われる用紙サイズなので、サイズ感はつかめると思います。しかし、A3と聞いてすぐにピンとくる人は少ないのではないでしょうか?
この記事では、A3サイズの寸法やサイズ感、実際にどういうものに使用するかなどをご紹介していきます。
A4サイズといえば、一般的なノートやプリンターで一番使われる用紙サイズなので、サイズ感はつかめると思います。しかし、A3と聞いてすぐにピンとくる人は少ないのではないでしょうか?
この記事では、A3サイズの寸法やサイズ感、実際にどういうものに使用するかなどをご紹介していきます。
まず、用紙には、A判とB判があります。この2つのサイズをさらに細分化するために、英数字のあとに数字を付け足して表現したものが「A3」などのサイズになります。
A判は、1平方メートルのルート長方形が「A0」と定義されており、ドイツで始まり今では世界中で使用されている規格です。国際的には、このA判が利用されています。一方、B判は、日本独自の規格になり、1.5平方メートルのルート長方形が「B0」と定義されています。
つまり、A判とB判を比べるとB判の方が基準のサイズが大きいということです。
ちなみに、ルート長方形とは、縦:横=√2の長方形を指します。
A判は、A0〜A8まで9つの種類があります。A0が一番大きなサイズで、「841×1189mm」、A8が一番小さなサイズで「52x74mm」です。そして、本題であるA3は、「297×420mm」となっています。
「297×420mm」というサイズは、日常的に見かけるもので説明すると、A4サイズのノートの見開きサイズです。または、街でよく見かける「選挙のポスター」といえば、ピンとくるでしょうか。
もっといえば、すべてのサイズは、一段前のサイズの倍のサイズということです。A3サイズはA4サイズの2倍、A4サイズはA5サイズの2倍など。言い換えれば、A4サイズは、A3サイズの半分ということにもなります。
それでは、A3サイズとはどういう場合に使用されるのかみていきましょう。
よく使用されているのは、パンフレットやレストランのメニューなどです。
どちらも一般的に見た目はA4サイズですが、実は、A3に印刷をしてそれを真ん中から2つ折りにしてあるのです。
また、社内の資料を作成する際に、「一枚にまとめようとすると、A4では字が小さくなりすぎる」、という場合にもA3はよく使用されます。A3サイズまでは、ほとんどの会社のプリンターに入っているため、業者に依頼せずに簡単なポスターを作成することもできます。
また、設計会社では、設計図にもA3を使用します。
A3サイズの印刷物を郵送する際は、その用紙をどのように扱って良いのかによって、梱包(こんぽう)方法や封筒は変わってきます。
まず、A3の印刷物を折らずに送付する場合は、「角形A3号(角A3)封筒」がぴったりです。角A3の封筒は、「335mm×490mm」なので、A3サイズを折らずに封入することができます。
A3の印刷物が多数ある場合や、クリアファイルなどに挟んだとしてもまだ余裕があるほどです。
次にA3の印刷物を2つに折っても良い場合は、240mm×332mmサイズの「角形2号(角2)封筒」が良いでしょう。
最後にどのように折っても大丈夫なので、なるべく安く送りたいという場合は、定形郵便で送れるサイズの「長形3号(長3)封筒」が最適です。
折り方は、まずA3の印刷物の長い辺が半分になるように折り、それをさらに3つ折りにするとちょうど良いサイズになります。イメージが湧かない方は、「DM折り」で検索をすると図解を確認できます。