B6サイズとは
B6サイズはJIS(日本工業規格)で定められている、128x182mmの大きさで、青年コミックをはじめ、手帳や卓上カレンダーの定番サイズとして使われています。今回はこのように比較的馴染み深いB6サイズの印刷物について詳しく見ていきたいと思います。
B6サイズはJIS(日本工業規格)で定められている、128x182mmの大きさで、青年コミックをはじめ、手帳や卓上カレンダーの定番サイズとして使われています。今回はこのように比較的馴染み深いB6サイズの印刷物について詳しく見ていきたいと思います。
出版物には様々なサイズのものがありますが、文庫本はA6(105x148mm)ですから、B6より、ひとまわり小さなサイズということになります。コミックでも文庫本よりちょっと大きめの新書版(103x182mm)サイズが使われる場合があります。
少年コミックや、少女コミックには、小B6判(112×174mm)といわれるサイズも使われています。さらに、少し大きくなると、文芸書などの四六判(127x188mm)、学術書などには菊版(152x227mm)が使われます。
週刊誌や一般雑誌にはB5判が使われているので、B6判の2冊分のサイズになります。一般的には、B6判や文庫サイズの小さなものは、文字中心の書籍で利用され、画像などが入るグラフィカルなものはB5やA4のサイズが利用されます。
コミック誌にB6判などが利用されるのは、持ちやすく、携帯しやすいことが理由として考えられます。イベントなどで配布される、プロモーション用の小冊子などにも、よく利用されます。結婚式の引き出物でも、持ち帰りやすい小型サイズのギフトカタログが利用されています。
B6判は持ち運びに便利であることから、手帳でも定番のサイズです。手帳のサイズは手帳版・小型(80×125)から、B5判まで多種類がありますが、B6判はちょうど真ん中でハンディさと書き込める容量のバランスがとれたサイズです。
システム手帳では、ミニ5穴(62x105mm)から、A4(210×297)までありますが、その中間である、バイブルサイズといわれる人気の手帳は、カバーのサイズがちょうどB6になっています。
手帳の場合は、オフィスに置いて使う場合は大きめのサイズのもの、持ち歩く場合には小さめのサイズで、あとは記入量などによって選択します。
B6判は、背広のポケットなどにはちょっと大きめかもしれませんが、ビジネスバッグの中に入れて持ち運ぶには具合が良く、記入できる量も大きいことから、メモ用紙がわりにも利用できます。iPad mini2の縦横のサイズが134x200mmとほぼB6に近いサイズになっています。これも人間工学的に検討した結果、持ち運びにも便利なサイズとして選定したものと思います。
ちなみに、CDのケースのサイズは120x120mm、代表的なDVDのトールタイプのケースが136×190㎜のサイズで、B6に近いサイズになっています。
B6の書類を折らずに梱包して、郵便で送るには、角形7号(142×245)の封筒を利用することができます。定型郵便物としては送付できませんが、定型外郵便物(定型内)を利用できます。定型郵便物として送る場合には、2つ折りにして、長型4号(90x205mm)を利用できます。
B6判の場合、横位置の写真がL判プリント(127mm×89mm)で印刷でき、見開き写真だと約256mm×182mmで、迫力のある画像を掲載できます。Instagramの写真やコラージュ写真もB6の大きさが活き、紙面が広いことから、書き込みも記入しやすく、見やすくなります。
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