B8サイズとは
B8サイズとはどのようなサイズなのかすぐにピンときますか?多くの人は、このサイズが大きなサイズなのか小さなサイズなのかさえ分からないのではないでしょうか?
そんな馴染みのないB8サイズの実寸、どのような印刷物に使用されるか、どのように梱包して郵送したら良いかなどを紹介していきます。
B8サイズとはどのようなサイズなのかすぐにピンときますか?多くの人は、このサイズが大きなサイズなのか小さなサイズなのかさえ分からないのではないでしょうか?
そんな馴染みのないB8サイズの実寸、どのような印刷物に使用されるか、どのように梱包して郵送したら良いかなどを紹介していきます。
よく利用される印刷物の規格サイズには「Aサイズ」と「Bサイズ」があります。Aサイズはドイツ発祥の国際的な印刷物のサイズで、世界中で使用されている規格。
一方Bサイズは日本独自の印刷物の規格で、その起源は江戸時代に使用されていた美濃紙に始まったと言われています。
明治時代になると、明治政府が公文書をBサイズで作るようになり、戦後もJISの規格で帳簿類の大きさはBサイズと定められていました。
現在ではサイズの選択は自由で、むしろAサイズが多用されていることが多いですが、1980年代までは日本で作られる文書の90%がBサイズで作られていました。
Bサイズは面積が1.5㎡のルート長方形をB0とし、数字がひとつ大きくなるにつれて、面積は半分になっていきます。参考にBサイズの実寸を一覧でみてみましょう。
【Bサイズ一覧】
B0 1030×1456mm ……Bサイズの最大
B1 728×1030mm……B0の1/2サイズ
B2 515×728mm……B0の1/4サイズ
B3 364×515mm……B0の1/8サイズ
B4 257×364mm ……B0の1/16サイズ
B5 182×257mm ……B0の1/32サイズ
B6 128×182mm……B0の1/64サイズ
B7 91×128mm……B0の1/128サイズ
B8 64×91mm……B0の1/256サイズ
B9 45×64mm……B0の1/512サイズ
B10 32×45mm……B0の1/1024サイズ
B11 22×32mm……B0の1/2048サイズ
AサイズとBサイズの面積は1:1.5になるので、A8とB8など同じ数字で比べた場合、Bサイズの方がAサイズより大きな印刷物になります。
B8サイズはお店のポップやショップカード、また小さめのフライヤーとして使用されることもあります。
他のBサイズがどのような場面で利用されるかについてもまとめてみました。
B0……ポスター
B1……ポスター
B2……ポスター
B3……電車中吊りポスター、大型チラシ
B4……新聞折り込みチラシ、大型雑誌、写真集
B5……辞典、教科書、フライヤー、週刊誌、カタログ
B6……単行本、雑誌、フライヤー、書籍
B7……手帳
大きめのサイズはポスターに使用されることが多く、小さめのサイズは本類やフライヤーによく使用されています。
B8サイズを折らずに送りたい場合は下記の封筒がちょうど良いサイズになります。
長形3号(120 x 235mm)
長形4号(90 x 205mm)
印刷物の枚数が少なければ定形郵便で送ることができるので、切手さえ用意してあればポストに投函するだけで簡単に送付することができます。
分厚い冊子状の印刷物や印刷物の枚数が多い場合は、B8サイズであっても定形郵便で送ることはできない場合があるので、郵便局に行って、サイズを測ってもらいましょう。
B8のサイズ感や利用シーンについて説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
B8は利用頻度が低く忘れられがちなサイズですが、フライヤーなどを費用を抑えて大量に作りたいときなどに大変便利なサイズです。
さまざまな印刷物のサイズを知っておけば、何かを作りたいときにきっと役に立ちますよ。
B8サイズについても、すぐにどんなサイズでどのようなものに使用するものかイメージできるように、しっかり頭に入れておきましょう。