B3サイズとは?
B3の用紙サイズは、夕刊フジなどのタブロイド版(406x272mm)より若干小ぶりなサイズです。事務用に使われる場合には、スペースの必要なエクセルの表や、チャートなどに利用されます。
広告関連では、交通広告で、電車の「中刷り広告」や「ドア横広告」にB3が使われています。最近では、中刷り広告に、B3を横に2枚合わせた、B3ワイドも利用されています。
バスの広告では、運転席の後ろの広告にB3が使われています。中刷りは週刊誌の宣伝や、化粧品や医薬品などの買い回り品の宣伝にも利用されています。
B3ポスターは、遠くからではコピーなどが見にくいサイズなので、中・近距離の告知ツールとして利用することが多くなっています。一般的にはB3は広告ポスターとして利用されるものとしては、もっとも小さい範疇に入ります。
新聞はA2サイズですが、新聞に折り込まれるチラシはB4を中心にB3も活用されています。
手元資料に最適
B3サイズは、どちらかというと手元資料として利用されます。レストランでは、1枚物のメニューに、パウチされて利用されています。B3は文字ベースの内容であれば、1枚物でも情報量がたくさん入るので、メニューの種類が多いお店でも使えます。
冊子タイプのメニューの場合は、扱いやすさでA4サイズが利用されます。冊子タイプにすれば、ファミリーレストランのように、写真をふんだんに取り込めるので、カラフルでシズル感のある、おいしそうなメニューになります。
B3サイズは、手軽で扱いやすいサイズであることから、商品やスペース説明のパネルなどにも使われます。また、美術・芸術関係の学校では、デザイン科受験の際に、提出用パネルとしてよく使用されます。
冊子での活用
週刊誌にはB4の判型が使われており、B3用紙のちょうど半分なので、漫画週刊誌の原稿に、B3の用紙を利用して見開きでデザインをする漫画家さんもいるそうです。漫画でも同人誌の場合はA4サイズが使われます。
B3の用紙は二つ折りの中綴じにするとB4のサイズになります。A5サイズは文字中心の冊子、A4はビジュアル冊子に向いていますが、B4判の冊子はその中間で、文字と絵柄で構成される冊子として活用されます。
B3サイズの郵送・梱包
B3サイズを折らずに送付する場合には、「角B3封筒」を使います。サイズが375x525mmですから、余裕を持って、B3資料を封入することができます。二つ折りにすれば角1封筒(382x270mm)も使うができます。
角B3封筒は定形外(規格外)で送れる最大の封筒になります。これ以上のサイズの場合は、ゆうパック(宅配便)やゆうメールで送ります。手持ちには、B3対応のバッグが各社から発売されています。
また、B3の印刷物をまとめて発送する場合は、B3専用の段ボールを購入し、宅配便などで配送することができます。段ボールの個数が多くなれば、オーダーメイドも可能です。
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