A6サイズとは
A6サイズは、どのようなサイズかすぐに思い浮かびますか?ほとんどの人はすぐにイメージすることは出来ないと思います。
しかし、A6を理解した後に身の回りを見てみれば、意外とA6の印刷物があることに気付くでしょう。
この記事では、A6サイズとはどのようなサイズなのか、身の回りのものを例にしながら説明していきます。また、A6サイズが使用される印刷物、梱包や発送方法についても紹介します。
A6サイズは、どのようなサイズかすぐに思い浮かびますか?ほとんどの人はすぐにイメージすることは出来ないと思います。
しかし、A6を理解した後に身の回りを見てみれば、意外とA6の印刷物があることに気付くでしょう。
この記事では、A6サイズとはどのようなサイズなのか、身の回りのものを例にしながら説明していきます。また、A6サイズが使用される印刷物、梱包や発送方法についても紹介します。
はじめに少し印刷サイズ全般についての説明をします。印刷物のサイズには、大きく分けて「A版」と「B版」という2つのサイズがあります。
A版はドイツの物理学者によって提案したことによって始まった規格で、現在ではISO(国際標準機構)として世界中で使用される規格になっています。
面積が1平方メートルのルート長方形を基本的とし、これを「A0」と呼びます。ルート長方形とは、縦:横の比率が、1:√2の長方形です。
一番大きなサイズであるA0(841 x 1189mm)から始まって、各サイズごとに面積が半分になっていきます。例えば、「A0」を半分に折りたたむと「A1」、「A5」を半分に折りたたむと「A6」という具合です。
もうひとつの規格である「B版」は、日本で昔から使われてきた印刷物の規格。元を辿れば「美濃紙」が始まりです。
美濃紙は、面積が1.5平方メートルのルート長方形。これを「B0」と定義しています。
Aサイズと同じようにB0から始まって、数が大きくなるごとに面積は半分になっていきます。例えば、「B0」の面積を半分にすると「B1」などです。
A6はAサイズの上から6番めの大きさで、実寸は105 mmx148 mm。身近なもので例えるなら、一般的な「文庫本」のサイズになります。
A6サイズは一般的な文庫本のサイズであると紹介しましたが、実はこのサイズが文庫本のサイズになったのは、太平洋戦争中です。
それまでは、A6サイズよりも少し大きめの版サイズ(112x152mm)が使用されていました。戦時中の物資不足に伴い、資源の節約のためにサイズが小さくなったのではないかと言われています。
また、一般的な卓上カレンダーのサイズもA6です。机の上においても場所を取りすぎず、かつ文字も見えやすいという、ちょうど良いサイズなのです。
他には、持ち運びに便利なサイズのシステム手帳や、メモ用のノートなどにもA6サイズは採用されています。バッグの中に入れても邪魔にならないため重宝するサイズです。
A6のサイズの印刷物は折らずに最安で発送することが可能です。A6サイズの印刷物を発送するには「角8封筒(119mmx197mm)」が最適ですが、このサイズの封筒は「定型郵便」で発送することができるからです。
ただし、印刷物の重さによって価格は変わってきますので、自分で計ったあとに切手を購入するか、郵便局で計ってもらいましょう。
また、A6の印刷物を大量に送る場合は「角形7号」の封筒がおすすめです。角形7号封筒を使用する場合は、定型郵便ではなく「定形外郵便」になり、料金も変わってくるので気をつけましょう。
重さによっては、ゆうメールや飛脚メール便で送る方が安くなることもありますので、それぞれの料金を調べて比較することで、一番安く発送することができます。