ECサイトを運営する際に考えておきたい、
既存のお客様への販促の重要性とアプローチ方法
ECサイトを運営する場合、新規の売上を目標とし活動している人は多いと思いますが、新規の売上と同等以上に重要なのが、一度以上購入した経験がある既存のお客様です。今回は既存のお客様の販促の重要性とアプローチ方法を紹介します。
ECサイトを運営する場合、新規の売上を目標とし活動している人は多いと思いますが、新規の売上と同等以上に重要なのが、一度以上購入した経験がある既存のお客様です。今回は既存のお客様の販促の重要性とアプローチ方法を紹介します。
せっかくコストがかかる広告施策などでお客様を獲得しても、すぐに離脱してしまうのであれば、費用を回収することができません。一般的に、『1:5の法則』と呼ばれる法則があり、新規のお客様の獲得には既存のお客様の5倍ものコストがかかると言われています。新規のお客様は広告を見てもらえる機会が限られていたり、ある程度の推測の中で販促を仕掛けていく必要があり、そのためコストが高騰してしまいがちです。
一方、一度商品を購入してくれた既存のお客様は、「新しくECサイトを知ってもらうためのコスト」がかからず、再度購入してくれる可能性も高いです。そのため、既存のお客様にも販促をしていくことが重要となるのです。
既存のお客様の場合、何らかの情報(電話番号やメールアドレス、住所など)をECサイト側でも持ち合わせていることが多く、アプローチの仕方も新規のお客様と比べて大きく変わります。
承諾を取り、プロモーションの許可があれば、定期案内や特別セールの案内をダイレクトメールで送ったり、季節ごとの新商品をまとめたカタログを作り、郵送することもできます。
ライトな接触方法としてはメールマガジンやニュースレターなどがあり、様々な形で既存顧客に対してアプローチすることができます。
実際に既存のお客様への販促でアプローチ方法を考える場合は、既存のお客様をいくつかのグループに分けることをおすすめします。購入頻度が高く、何度も繰り返し注文を続けてくれるのお客様と、一度注文はしたが、その後数ヶ月以上注文していないのお客様では、送るべきメッセージやアプローチ方法が異なります。
上記で示したアプローチ方法(DMやカタログの送付、SNSでの配信、メルマガ、その他サイトへの掲示など)と訴求内容を組み合わせて検討してみましょう。
既存のお客様の重要性とアプローチ方法について紹介しました。新規のお客様を獲得し、売上を建てることは今後の売上を伸ばす意味で重要なことと言えますが、足元で既存のお客様の離脱が起きてしまうと、ずっと新規のお客様の獲得を伸ばし続ける必要が出てきてしまい、どうしても獲得の難易度が上がってしまいます。様々な販促方法を駆使して、既存のお客様へのアプローチも怠らないようにしましょう。