圧着DM・ダイレクトメールってなに?どう使うの
皆さんのご家庭にも、圧着DM・ダイレクトメールは良く届いていると思います。三角くじの当たりを確認する時の、ちょっとドキドキした思いを抱かせる、DMツールです。
圧着DM・ダイレクトメールは、ハガキ(定型、非定型)の持つ、手軽さや、すぐに内容を理解できる利点を活かし、さらに情報量を沢山収納するために90年代に開発されました。
皆さんのご家庭にも、圧着DM・ダイレクトメールは良く届いていると思います。三角くじの当たりを確認する時の、ちょっとドキドキした思いを抱かせる、DMツールです。
圧着DM・ダイレクトメールは、ハガキ(定型、非定型)の持つ、手軽さや、すぐに内容を理解できる利点を活かし、さらに情報量を沢山収納するために90年代に開発されました。
圧着DM・ダイレクトメールは、一般的にハガキサイズの2倍の用紙を真ん中で折り、ハガキサイズに圧着したもので、一度剥がすと元には戻りません。この機能を利用して、請求書や通知書を中に印刷して送ることもあります。DM・ダイレクトメールに使用する場合は、用紙をコーティングし、光沢のあるものを利用します。
圧着DM・ダイレクトメールには2つ折りに加えて、3つ折りもあります。俗にZ折りと称して、通常ハガキの3倍以上の表示面積を持ちます。
広告や販促には、広い情報面は助かります。そして、郵送料金は通常のハガキと同じ料金なので、コスト的にもメリットがあります。また、心理的にも、圧着DM・ダイレクトメールは開封率が高く、DM・ダイレクトメールとしての効果も高いと言われています。
圧着DM・ダイレクトメールは、ハガキサイズだけでなく、最近ではA4サイズの圧着DM・ダイレクトメールが良く利用されるようになりました。A4の圧着DM・ダイレクトメールは、ハガキサイズに比べると4倍の圧倒的なボリューム感があるので、本格的な商品やサービスの告知に利用できます。
圧着DM・ダイレクトメールの圧着方式にはいくつかの方法がありますが、代表的には先糊型、フイルム型、後糊型などがあります。先糊型は、請求書などの通知型業務に利用されるもので、設備的にも小規模なので、個人情報の保護などのために、内製化もできます。封書に比べると郵便コスト面で有利です。
フイルム型は画像の再現力も高く、DM・ダイレクトメール用途には最適です。フイルムを使用するので、大量生産の場合は割高になる傾向があります。後糊型は専門業者による大量生産に向いており、画質はフイルム型に劣るものの、価格的には割安です。
ただ、先糊型、後糊型などの場合は接着面が剥離しないといったこともありますので、内製の場合は、テストや設定には十分注意する必要があります。
ハガキサイズの圧着DM・ダイレクトメールは、イベントの案内や、セール情報などの通知に最適です。A4判の圧着DM・ダイレクトメールは、通販や商品紹介など、本格的なDM・ダイレクトメールに利用できます。
圧着DM・ダイレクトメールは見た目が大事ですから、デザインにも力を入れる必要があります。できれば、専門のデザイナーなどに依頼して、競合他社や店舗にまけないような独創的なデザインがベストですが、印刷通販などで用意しているテンプレートを利用して作成することも可能です。
最近の印刷通販ではOfficeなどでも入稿できるようになっていますが、本格的なデザインにはIllustratorなどのDTPソフトを利用してください。やはり出来栄えが違います。デザインに関しては、郵便事業会社や業界のホームページに、優秀なDM・ダイレクトメールの事例集なども掲載されているので、是非参考にしてください。
大事なことは、圧着DM・ダイレクトメールも郵便法に基づいてはじめて発送可能になります。
例えば、ハガキとして郵送するのであれば、正面上部とサイドの開封スペースのセンターに「郵便ハガキ」あるいは「POST CARD」の記述が郵便法上必要です。そのためにも、デザインテンプレートを活用することをお勧めします。
圧着DM・ダイレクトメールは、限られたコストで、情報量を確保できる点と、心理的な開封率への効果、そして、他人に知られたくない情報を送付できるという特徴を持っています。特に剥がすというギミックは独特で、2つ折り、3つ折りだけでなく、往復ハガキやカード付などの変形もあるので、うまくDM・ダイレクトメールとして活用しましょう。