診察券は病院の顔!デザインにこだわって作成しましょう
たかが診察券、されど診察券。診察券のデザインはしっかり考えられているものが少ないですが、実は病院の顔とも言える重要なものなので、デザインにはこだわるべきなのです。
この記事では診察券をデザインする方法を紹介します。
たかが診察券、されど診察券。診察券のデザインはしっかり考えられているものが少ないですが、実は病院の顔とも言える重要なものなので、デザインにはこだわるべきなのです。
この記事では診察券をデザインする方法を紹介します。
診察券には大きくわけて3タイプの素材が使用されます。
紙タイプ
多くの病院で使用されている紙タイプ。短納期で作成することができ、コストも抑えられるのが特徴です。
早ければオーダーをした当日や翌日に発送されることもあるほど。ボールペンなどで文字を書き込みやすいので、使いやすいと好評なタイプです。
紙タイプは角がとがっていると危ないですが、印刷業者によっては「角丸加工」をオプションでつけられることもありますよ。
また、紙の場合は2つ折りにできるため、さまざまな情報を記載できたり、予約を多く書き込めるため長く使用できたり、といったメリットもあります。
テレホンカードタイプ
現在ではほとんど見なくなったテレホンカードですが、テレホンカードと同じ素材を使用した診察券です。
ポリエステル素材が使用されていて厚さも薄いためかさばらないところがポイント。カードだらけで分厚くなってしまいがちな財布の場所を取りません。
少し曲げてもすぐに元に戻る柔軟性や、ちょっとのことでは破れない耐久性を特徴としているので、長く綺麗に使用することができるのが良いところです。
ツヤありやツヤなしを選べることも。納期は数週間かかります。
クレジットカードタイプ
プラスチックや塩ビ素材で作成されるタイプ。クレジットカードと同じような厚さのものから、少し薄めのものまでバリエーションがあります。
3つのタイプの中で一番丈夫なところがポイント。素材がしっかりしているので高級感を出すこともできます。
ツヤ感を出したい場合はプラスチック、ツヤなしが良い場合は塩ビ素材を選びましょう。
このタイプのデメリットは数週間の納期がかかることもあるところです。
何かのデザインを決めるとき、多くの場合は表面からデザインを考えますが、診察券のデザインは「裏面」から考え始めましょう。
診察券の中で実際に患者や病院の受付係が使用するのは裏面。ここを使いやすいものにしなければ診察券の役割を十分に果たせません。
予約が必要な病院の場合は、予約日時が書き込めることが必須。また、予約がいるいらないにかかわらず下記のような情報が記載されていると使いやすくなります。
・病院の名前
・電話番号
・住所
・診察時間
・休診日
ここに診察時間などの必要な情報が記載されていないと、患者からの問い合わせが多くなります。その結果病院の受付担当者が電話対応に追われて他の仕事をできないということになってしまいます。
そうならないためにも、患者が必要とする情報はすべて載せておくことが重要です。
裏面は機能性を重視しましたが、表面は病院の雰囲気や理念などを表現する顔のようなものです。
病院にキャラクターが設定されている場合はそのキャラクターを中心としてデザインを構成しましょう。ない場合はあまりキャラクターなどを使用せず抽象的なデザインを使用するとしっくりきます。
抽象的なデザインは、特定の意味がない丸や四角などのモチーフを使用したもの。モダンな雰囲気や優しいイメージを表現しやすいという特徴があります。
そして、重要なのはカラー。病院は基本的には病気になった人がくるところ。そのため、落ち着く色や優しい色を使用することがポイントです。
パステルカラーなどの淡い色合いであれば、どのような色を使っても優しい印象になるのでおすすめです。