【今さら聞けない】暑中見舞いって何?
夏本番がいよいよ近づいてきましたが、暑中見舞いの準備は進んでいますか? 暑中見舞いは、お正月の年賀状と同じく、 普段お世話になっている方へ「季節の挨拶」をする、大切な習慣です。 今回は、そんな暑中見舞いについてお知らせいたします。
夏本番がいよいよ近づいてきましたが、暑中見舞いの準備は進んでいますか? 暑中見舞いは、お正月の年賀状と同じく、 普段お世話になっている方へ「季節の挨拶」をする、大切な習慣です。 今回は、そんな暑中見舞いについてお知らせいたします。
昔は1年を2期として捉えていて、お正月とお盆がその始まりとされていました。
その期の始まりに、お世話になっている方々へ挨拶周りをしていたものが、
付き合いの範囲が広くなっていくと、遠方の方へは書状で挨拶を済ませることも
増えていきました。
それが徐々に距離に関わらず、書状で挨拶をするように簡略化されていき、
現在の「年賀状」「暑中見舞い」という形へと変わっていきました。
感覚よりも少し早いかもしれませんが、2016年の「夏」は、
暦の上では5月5日(立夏)から8月6日(立秋前日)までとされています。
書中見舞いはその夏の中で、暑さが本格化するといわれている7月7日(小暑)から
8月6日までの間に出すのが一般的とされていますが、梅雨が明けてから、
または夏の土用の期間(2016年は7月19日~8月6日)に出す方も多いようです。
また、8月7日を過ぎてしまった場合は、「残暑見舞い」としましょう。
暑中見舞いには特に決まった形式はありませんが、
下記の流れで文章を整えるのが適切とされています。
年賀状とは異なり、お祝いではなく挨拶なので、喪中の方に送っても問題ありません。
ただし、文面やはがきのトーンは気を使う必要があるでしょう。
また、四十九日を過ぎていない方は避けた方が無難かもしれません。
暑中見舞いには、書き方にも、送る相手にも、厳密なルールはありません。
大切なのは、お世話になっている方への挨拶をしよう、という気持ちです。
普段は出さない方もいらっしゃると思いますが、
今年は、暑中見舞いの準備をしてみませんか?