ポスティングの反応率(反響率)はどのくらい?効果を高めるポイントとは?
ポスティングの反応率は0.01%~0.3%ほどといわれており、扱う商材や配布の方法によって効果にばらつきがあります。では、反応率をより高めるためには、どのような工夫をすべきでしょうか?
今回は、ポスティングを検討中の方へ向けて、ポスティングのメリットや、反応率を高めるためのポイントについてご紹介します。
ポスティングの反応率は0.01%~0.3%ほどといわれており、扱う商材や配布の方法によって効果にばらつきがあります。では、反応率をより高めるためには、どのような工夫をすべきでしょうか?
今回は、ポスティングを検討中の方へ向けて、ポスティングのメリットや、反応率を高めるためのポイントについてご紹介します。
目次
ポスティングには、コスト面や視認性の高さ、配布方法の自由度の高さなど、ほかの広告・宣伝方法にはない強みがあります。ここでは、ポスティングのおもなメリットについて見ていきましょう。
ポスティングの特徴のひとつとして、商圏内のすべての世帯にチラシを配布できることが挙げられます。そのため、新聞を購読しておらず、折込チラシが届かない世帯にもチラシを届けることが可能です。
新聞折込ではカバーしきれない新規顧客の開拓が期待できることが、ポスティングのメリットのひとつといえます。
新聞折込はチラシのみ、フリーペーパーであれば広告掲載スペースが限定されているなど、ある程度形式が決まっています。
一方、ポスティングの場合は、チラシ以外にも冊子やステッカーなどさまざまな配布物を投函することが可能です。ポストに投函できるサイズ内であれば、チラシに商品サンプルをつけてもいいでしょう。
配布物を工夫することで、ほかの広告媒体に差をつけ、強い印象を残すことができます。
配布エリアをセグメントできることも、ポスティングのメリットです。配布エリアを細かく区切ることができるため、広告内容や予算、地域のニーズを考慮して、配布戦略を立てることが可能です。
「ファミリー層向け」「単身者向け」のようにターゲットを明確にすることで、反応率の高そうなエリアを絞り込み、効果的にポスティングを行うことができるでしょう。
ここからは、ポスティングの反応率を高めるために押さえておきたい、5つのポイントをご紹介します。
ポスティングを実施するときは、ターゲットや目的を明確に設定することが大切です。例えば、集客を増やすことが目的であれば、新規顧客を獲得したいのか、既存顧客のリピート率をアップさせたいのかを決めましょう。
ターゲットや目的を具体的に定めることで、チラシに載せる内容も明確になり、集客アップにつながります。
チラシを作成するときは、何を伝えたいか、一目でわかるようにしましょう。具体的には、配色を工夫してキャッチコピーを目立たせたり、ターゲットに興味を持ってもらえるよう商品のサンプルを入れたりすることをおすすめします。
チラシを配布する前に、そのエリアにどのような店舗や商業施設があるか、どのような世帯が多いのか、住人のライフスタイルの傾向などについて調査し、地域の特性を把握しましょう。
地域の特性がわかれば、住人のニーズに即したチラシを作成することができ、ポスティングの効果も高まります。
ポスティングは、チラシを投函したら終了ではありません。実施後に必ず効果測定を行いましょう。
チラシの内容と配布日、配布部数、配布エリアなどのデータを基に、どのくらい反応があったか集計することで、反応率の高いエリアや配布時期などが特定できます。
ポスティングは、一度実施するだけで大きな反響が得られるわけではありません。効果測定を行い、どのくらい反応があったか分析しながら、継続的にポスティングを行うことが大切です。
同じエリア内で、まったく同じ内容のチラシを繰り返し配布しても効果は得られませんので、内容やデザインなどを定期的に見直しましょう。
ここからは、ラクスルの3つのポスティング事例をご紹介します。それぞれ、ポスティングを実施したことで、どのような効果が得られたか見ていきましょう。
神奈川県にある飲食店では、川崎市の久地駅を中心に配布を行いました。新メニューの期間限定価格の紹介がおもな内容であり、チラシにはドリンクサービス券をつけました。
配布部数は15,880部で、予算は10万円。ポスティングの結果、1ヵ月で130件の反響が得られ、費用対効果の高い広告・宣伝となりました。
東京都練馬区にある整体院では、練馬区田柄を中心にポスティングを行いました。配布部数は6,550部、予算は50,809円。6日間・30名限定の無料体験会を実施することをチラシでアピールしました。
反響数としては集客18名、売上15万円という結果に。ポスティングで集客できたことにより、リピーターの獲得にもつながりました。
大阪府にある携帯代理店では、枚方市を中心にポスティングを行いました。配布部数は5,980部、予算は75,120円。店舗で夏祭りイベントを実施することをアピールし、チラシ付帯のアンケートに回答してイベントに持っていくことで、屋台で使える500円チケットと交換できることも掲載しました。
ポスティングを行ったことにより、集客50名、成約27件(新規契約11件、その他契約16件)という結果につながりました。
ポスティングは、チラシの内容や配布方法を工夫することにより、集客や売上アップが期待できる宣伝・広告方法です。ポスティングの導入が決まったら、まずはポスティングの目的や具体的なターゲットについて掘り下げましょう。
効果測定を繰り返したり、継続的に実施したりすることで、ポスティングの効果も次第に高まっていくはずです。
ラクスルでは、宛名リストが無くても、DM(ダイレクトメール)が配布できる、「宛名なしDM・エリア便」をリリースしました。
ご指定のエリアへ、反響率が高いポストカード・A4大判ハガキ・圧着ハガキなどを配布するサービスです。エリア便特徴は、主に3点あります。
①宛名リストが不要
・DM(ダイレクトメール)発送に必要な宛名リストは、エリア便には不要です。
・配布エリア、配布する商品(ポストカード・A4大判ハガキ・圧着ハガキ等)、配布希望日を選ぶだけで簡単にご注文頂けます。
②反響率を高める仕様
・ポスティング・折込で使用されるチラシ配布はB4・A4サイズで、コート53kg・73kg・90kgを使用されることが多いですが、
エリア便は厚みがある紙を使ったハガキを配布するので、投函先で廃棄されにくく、手元に残りやすいので、開封率を高めることができます。
・通常のポスティングチラシは、複数のチラシを一緒に投函する「併配」ですが、DM・エリア便はご注文いただいた商品1点を
単独で配布する「単配」を採用しています。他のポスティングチラシと混ざりにくいため、開封率が高まる効果があります。
③印刷から配布までワンストップ
・ラクスルのエリア便では、ハガキの印刷をお客様自身でご手配いただく必要はありません。郵便局への持ち込みも不要です。
・ハガキの印刷から指定エリアへの配布までワンストップで対応が可能です。