ポスター印刷の価格は、いくつかの条件によって決まります。その条件とは、紙のサイズや素材などさまざまです。まずは、価格の決め手となる条件を把握してみましょう。
A0・A1などの紙サイズ
コピー用紙でよく見るAとBの規格。ポスター印刷でも同様に規格とサイズに違いがあります。どちらの規格にも0〜10までのサイズがあり、サイズによって価格が大きく変動するのです。ラクスルのポスター印刷ではA0〜A3とB0〜B3までのサイズを用意していて、数字が小さいほどサイズが大きく、またAよりもB規格の用紙が大きいです。そして、大きさに比例して価格も上がります。
A3やB3サイズ程度であれば、一般的なコピー用紙としても扱っているサイズなのでピンとくる人もいるでしょう。しかしそれ以上のサイズは、なかなか想像できないでしょう。
A2やB2サイズはポスターやカレンダーで使用することも多く、パネルポスターとしても活躍します。A1やB1サイズは、ポスターとして人気のサイズ。A0やB0サイズはかなり大きいものになるため、目にする機会は少ないですが、広いスペースでも目を惹くことができるので効果的なPRに繋がります。ポスターを貼る内容や掲示したい内などによって適切なサイズも異なります。求めるサイズによって価格が変わることを把握しておきましょう。
光沢あり?マット素材?印刷用紙も決め手に
ポスター印刷の価格は、紙の素材にも左右されます。ラクスルのポスター印刷では屋内用と屋外用で用紙の素材を使い分け、屋内用では「光沢紙」や「マット紙」、「上質紙」を基本とし、屋外用には「耐水紙」を用意。また、用紙の厚さも選択でき、薄手〜最厚手までの6種類から選ぶことが可能です。
屋内?屋外?ポスターを掲示する場所も重要
前述したように、ポスターを屋内か屋外のどちらに掲示するかで用紙の素材が変わるため、印刷の価格も変動します。屋外にポスターを掲示する場合、日光によるインキの変色を避けるため、耐光性インキを使用する分だけ費用がかさむのです。また、雨や風にも強くなければいけないため、耐水性に優れた用紙を使用することも価格に影響します。
ポスターはだれがデザインするのか?
ポスターを印刷するうえで重要になるのが、ポスターのデザインです。そのデザインも、誰がデザインを決めるのかによって価格が変わります。アピールしたい内容に適したデザインにしたいと思っても、まったくの素人では希望どおりに作るのは難しいでしょう。そこで印刷会社にデザインを依頼すると、デザイン費のほかに企画立案の費用がかかることもあります。費用を抑えたい場合には、無料のテンプレートを用意している印刷会社を探してみましょう。