そもそも「年賀状の意味」ってどんなもの?
年賀状は、皆さんがよく知っている通り新年の挨拶をするためのお便りです。年賀状のルーツは、奈良・平安時代にまで遡るとも言われていますが、「新年のお祝い」「日頃の感謝」「近況報告」という意味合いは、現代でも変わることはありません。
ビジネス年賀状の実用的な価値は、このようなところに見出すことができると思います。ビジネスの世界では、多くの会社や人と関わる機会があります。そんな中で、ふとした瞬間に助けを求められたり、助けが必要になったりすることもあります。
ビジネスで関わる全ての会社や人と、常に連絡を取ることは難しいですが、年に一度、「年賀状を交換する」という機会でつながりを保っておくことができれば、仮に連絡をなかなか取らない相手であっても、疎遠に思うことが少なくなるはずです。もちろん、社内でよく顔を合わせる人であっても、新年の挨拶をされて嫌な思いをする人はいないでしょう。
年賀状のレイアウトはどうすればよいの?
それでは、ビジネス年賀状のレイアウトはどのように構成すればよいのでしょうか?
年賀状の構成要素としては、先に述べたように、「新年のお祝い」「日頃の感謝」「近況報告」の3つがあります。
これらを文章で示すとともに、写真やイラストがあるとより華やかになるでしょう。特に写真は、普段なかなか顔を合わせることのない人に対して送る年賀状には効果的です。自分たちの顔が写った写真があれば、一目で近況報告の意味を成します。受け取った相手にも、雰囲気や様子が伝わりやすく、喜ばれるに違いありません。
ビジネスにふさわしい「新年を祝う言葉」
ビジネスに使用する賀詞(新年を祝う言葉)には、次の2種類があります。
・謹賀新年(きんがしんねん)、恭賀新年(きょうがしんねん)、恭賀新春(きょうがしんしゅん)
、敬頌新禧(けいしょうしんき)
このような四字熟語には、敬意を表す言葉が入っており、「謹んで(うやうやしく)、新年/新春をお祝い申し上げます」という意味を持ちます。そのため、目上や取引先の人にはこのような賀詞を使うべきです。
・迎春(げいしゅん)、賀正(がしょう)、寿春(じゅしゅん)
一方でこのような賀詞には敬意を表す言葉は入っておらず、ただ単に「新年ですね」という意味です。目上から目下の人へ使う言葉なので、使うシーンをわきまえないとマナー違反になってしまいます。
また、謹賀新年はそれ自体が新年を祝う言葉なので、後に続けて「あけましておめでとうございます」と書くと、二重になりしつこくなってしまいますので、避けましょう。
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ビジネス年賀状に使える文例集!
年賀状の本文には、”句読点を入れない”というルールがあります。また、不吉な出来事を連想させる”忌み言葉(去る、枯れる、破れる、失う)”の使用もタブーです。特に、年賀状では「去年」という言い回しは避け、「旧年」「昨年」と言い換えるように工夫しましょう。
また、ビジネスでよく使える例文をまとめてみました。
・旧年中はご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます
・本年も変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申し上げます
・本年が皆様にとって幸多き年となりますようお祈り申し上げます
・今年も何卒ご指導、ご鞭撻の程よろしくお願いいたします
・益々のご発展と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます
・本年もなお一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます
最後に年賀状のポイントですが、受け取った相手が「年賀状を貰って嬉しい」と思って貰えるためには、年賀状が美しいレイアウトであるだけでは少し足りません。心のこもった年賀状にするためには、余裕があればテンプレートを使って作成した年賀状の裏面(文面)に手書きで「日頃の感謝」や「近況報告」のひと言を添えるだけで随分と印象がよくなりますよ。
さいごに
12月に入ると、特に年末は、益々仕事が忙しくなる時期になります。年賀状は元旦に到着できるように、準備は計画的に行いましょう!
今まで自宅やオフィスで年賀状を作成していた方も、今年はラクスルで印刷をしてみてはいかがでしょうか。コスト削減につながるだけでなく、印刷の品質や官製ハガキの他にもポストカードや圧着ハガキへの印刷に対応しているのも、ラクスルならではです。
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