海外向けの営業資料は紙のパンフレットがおすすめ!その理由とは?
これから海外に向けて営業活動を行う予定の会社、今後海外支店を立ち上げる予定のある会社、また海外営業のための一時的な出張に行く予定のある人におすすめなのは、「海外向けのカタログ(パンフレット)」を作ること。
日本向けの営業資料はすでに手元にあると思いますが、まず日本語では意図が伝わりません。また、海外向けと日本向けでは営業方法が違うので、営業資料も海外向けのデザインで作る必要があります。
これから海外に向けて営業活動を行う予定の会社、今後海外支店を立ち上げる予定のある会社、また海外営業のための一時的な出張に行く予定のある人におすすめなのは、「海外向けのカタログ(パンフレット)」を作ること。
日本向けの営業資料はすでに手元にあると思いますが、まず日本語では意図が伝わりません。また、海外向けと日本向けでは営業方法が違うので、営業資料も海外向けのデザインで作る必要があります。
パンフレットというと紙ベースの営業ツールで、インターネットがある時代になんでパンフレットなのか?と思う人もいるでしょう。
もちろんホームページなどで会社のアピールをすることは可能です。しかし、ITの力だけに頼っていると万が一の時のリスクを背負うことになるのです。
先進国ではどこでもインターネットを使用することができますが、全世界でどこでも高速のネット環境を得られるとは限りません。
ホームページを表示しようとしてもネットが遅く、もたもたしてしまったら商談相手をイライラさせてしまう可能性もあります。
何かの障害で一時的にインターネットが使えないということもあるでしょう。せっかく海外まで自社を売り込みにきたのに、何も伝えることが出来ず商談が終わってしまうのは残念なだけでなく、経費の無駄ですよね。
冊子状のパンフレットであれば、いつどんな時でもすぐに資料を見てもらうことができるので、自分が持っていくのを忘れない限りリスクはありません。
また、紙は用紙の種類が選べるので、Webページだけでは表現することが難しい「その会社らしさ」や「高級感」が演出できるところもメリットです。
日本人と他の国とでは食の好みも全く違うように、デザインの好みも違ってきます。どのような違いがあるのか下記でみていきましょう。
国内で好まれるデザイン
・規則性があってきっちりした印象
・機能を重視したアピール
・空白を使わず、文字で埋め尽くすデザイン
・4色プロセス印刷
・A4サイズでタテ仕様
・革新的なサービスであっても、パンフレットは堅めのデザイン
・安定感
・静粛な雰囲気
・アート性はあまり求められない
・変化や遊びはあまり好まれない
・五感に訴える表現はあまり必要ない
・カラーは寒色系や無彩色が好まれる
海外で好まれるデザイン
・躍動感があるデザイン
・デザイン重視
・個性や独自性を強調するデザイン
・会社のアピールポイントを感性に訴える方法で表現
・規則性はあまり重要視されない
・特色を使った印刷
・A4よりも規格外のサイズでオリジナリティが出ている
・主張が強い
・文字の上下左右が揃っている必要はない
・アート性を重要視する
・遊びを取り入れることによって信頼が落ちることはない
・ロゴも独自性があるものが好まれる
・寒色系だけでなく、暖色系も好まれる
・ベースの紙にも色を用いる
上記で羅列した国内向けと海外向けのデザインの違いをざっくりまとめると下記のようになります。
国内向けのデザイン……きっちり規則性があって、シンプルなデザインが好まれる。遊びの要素は信用を落とすことも。
海外向けのデザイン……遊び要素やオリジナリティが好まれ、他の会社と違った点をアピールすることが重要。派手なアート性があるものでも可。
パンフレットデザインの好みにも、民族性の違いが顕著に表れていますね。この傾向をわかっていれば海外の人にもぐっとくるパンフレットを作ることができますよ。
文化が違えば好むものも全く違い、日本で好まれるものが海外でも好まれるとは限りません。
むしろほとんどの場合は、全く違うものが好まれるでしょう。海外で営業を行うときは海外用のパンフレットを作成することをおすすめします。