ミニのぼりをご存知ですか?
一般的なのぼり旗は、屋外でお客様をお店に誘導するために使われます。サイズ的には600x1800mmが標準です。
今回紹介する「ミニのぼり」は、高さが200~300mm程度の小ぶりなのぼり旗で、屋内の商品展示などに使われます。
一般的なのぼり旗は、屋外でお客様をお店に誘導するために使われます。サイズ的には600x1800mmが標準です。
今回紹介する「ミニのぼり」は、高さが200~300mm程度の小ぶりなのぼり旗で、屋内の商品展示などに使われます。
ミニのぼりがよく使われるのは、スーパーや展示会ブース、オフィスの受付や、商品展示台です。商品と並べると、立体なので、見栄えも良く、目立ちます。
スーパーでは、売り場の仕切りや、目玉商品の告知、ランキング表示などに利用されています。複数設置することで、普段の売り場とは異なる雰囲気を演出することもできます。のぼり旗が祭りなどを連想させるので、季節商品や農産物などの売り場にマッチします。
飲食店ではテーブルの上におすすめメニューを提示します。飲食店で食事をされるお客様の多くが、テーブルに着席してからメニューを決めるので、ミニのぼりによってお客様の意思決定を速めることができ、お店全体の効率面でもプラスになります。
書店やCDショップなどでも活用されています。書店の場合、おすすめ商品は平積みで展示されるので、ミニのぼりの立体感がアイキャッチを高めます。
展示会などでも、ブースの入り口や展示サンプルの脇に強調したい商品の特徴や、キャッチフレーズをのぼり旗で表現します。一般的な商品カードや商品説明ではインパクトが弱い場合にアクセントを加えます。
のぼり旗は相撲をはじめ、スポーツイベントでもよく見られることから、スポーツ関連のグッズやチームの応援、ノベルティグッズにも利用されます。また、観光地では武将の旗頭などのお土産商品として販売されることもあります。
一般ののぼり旗は、店外で店内にお客様を吸引するために利用されますが、ミニのぼりは、一般的な商品説明に使われます。通常のカードや説明書きに比べると、アイキャッチの高い告知ツールです。
ミニのぼりはインクジェット方式やシルクスクリーン方式、昇華転写方式、捺染方式などで印刷されます。
インクジェット方式は表裏2面の印刷もできます。シルクスクリーンは大量印刷に適し、昇華転写方式は裏抜けが多少薄くなりますが、文字などはくっきり印刷できます。捺染方式は服飾品の印刷などにも使われています。
生地は通常ののぼり旗にも利用されている、耐久性の良い「ポンジ」がよく利用されます。薄いことと、印刷の再現性があることがポイントです。テトロンポンジは裏抜けも良いので、逆文字になりますが、表の印刷だけで、裏面も活かせます。
ポンジの2倍程度の厚さを持つ「トロピカル」や、両面印刷に適した、「遮光ツイル」「遮光スウェード」「遮光ターポリン」なども利用されます。また、コスト面から紙を使用することもあります。
ミニのぼりは生地が小さいため、布地の周囲をヒートカットし、粘着式のチチテープを利用してポールに接続します。通常ののぼり旗のようなスタンド式に加えて、クリップ式や、吸盤式、マグネット式も利用できるので、設置する場所に合わせて選択してください。
風に揺れるミニのぼりは、立体的な構造で、それだけでも目につきますが、デザインによってその効果は一段とアップします。
ミニのぼりのデザインでまず大事なのは、キャッチフレーズとカラーです。デザインできる表面積は決して大きくないので、お客様に訴求する内容をなるべく、短く、簡潔に訴求します。また、色彩は周囲の商品に埋没しないカラーリングが必要です。
商品をイメージできるキャラクターやイラストでわかりやすく訴求しましょう。新鮮さ、美味しさを感じられる、季節感の演出も重要です。外に設置したのぼり旗とデザインを統一し、お客様を誘導することもできます。ただ、文字の大きさには注意する必要があります。
ミニのぼりは、POP広告です。POP広告の目的は、お店や売り場に活気を与え、お客様の購買意欲を高め、お客様に商品を認知してもらい、商品の購入の後押しをするのが役目です。うまく活用しましょう。サイト上には、 手作りのミニのぼりの作り方などもアップされています。