【横ばいだった新規顧客獲得率が130%に向上】大佛クリーニング様の事例
大佛クリーニング その他職種
創業60年のクリーニング屋。
悩みの種の集客と発注作業3時間をラクスルが10分に変えてくれました。
大佛クリーニング その他職種
創業60年のクリーニング屋。
悩みの種の集客と発注作業3時間をラクスルが10分に変えてくれました。
目次
課題 |
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効果 |
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大佛クリーニングは創業60周年の先々代が始めた歴史のあるクリーニング店です。
私は元々別のクリーニング屋で働いていたのですが、当時からこのビジネスには独特の業界慣習的なものがあるなと感じていました。地域に根ざした大体のクリーニング屋のお客様は7割がリピート、3割が新規といった割合です。しかし毎年3月や4月頃になると引っ越しシーズンとなり転居率が上がるので、リピートのお客様の割合を維持するためには、新規のお客様を常に獲得しておく必要があります。ですが集中して新規顧客を獲得したい3月や4月は同時に繁忙期とも重なり、繁忙期中に半額セールを行うなど非効率的な側面もありました。
そんな中、弊社は昨年までは新規顧客の獲得を新聞折込で行っていましたが、新規顧客の獲得効率としては伸び悩んでいました。またこの武蔵境だけで競合のクリーニング屋が4社程度集中しており、私のお店も他店との差別化に苦戦しているところでした。
新規顧客獲得の伸び悩みを感じていたところ、私は以前茨城のクリーニング店で働いていたのですが、新聞折込は集客方法としては一般的なのですが、配布する地域によっては集客方法自体の相性の善し悪しがあることに気が付きました。
そこから新たな集客方法を模索していた私はポスティングに目をつけ、一度ポスティングの業者に依頼して配布を試してみることにしました。ポスティングを試してみて分かったことは、ポスティングがこのエリアの集客方法としてはマッチしており、新規顧客獲得数は以前よりも向上したのですが、急いでいる時など注文の際に自分でインターネットの地図を見ながら配布地域を計画してそれをポスティング業者さんに伝えることや、新たなエリアへの出店の場合はその地域の事を調べたりするのが大変だという課題に直面しました。
「何とか効率的にポスティングを行いたい」そう思った私はインターネットでポスティングについて調べ、ラクスルさんに出会うことができました。ラクスルさんの注文方法はとても革新的で、サイトの地図画面から配布枚数と配布エリアを決めて自分で注文ができるので注文にかかる時間も短く済みますし、何よりも印刷と配布が一度に完結でき価格も安いのでとても効率的だと感じました。
顧客獲得効果の高いポスティングを効率的に行えるようになり、昨年まで新規顧客の獲得はずっと伸び悩んでいたのですが、今年は前年比130%程度にまで上昇しました。また4月の集客シーズンに関しては200%を記録するなど、ラクスルさんでポスティングを行って本当に良かったなと感じました。これまで130%という数字は新規店舗であればあったかもしれませんが、既存店舗の新規顧客獲得ではありえないことでした。
最近はどの時期にポスティングを行った方が良いかを見極められるようになってきました。ポスティング的に効果が高く現れる時期と、クリーニング屋的に効果の高い時期が分かってきたので、東京の転居率が高いことも踏まえ有効なタイミングで是非これからもポスティングでの集客を続けていきたいと考えています。
私共の販促活動の流れに関してですが、毎月何かしらの企画をリリースできるようにしています。企画の内容は毎週の会議の中で話し合い、会議で決まった企画内容を元に既存のお客様に向けた店頭配布用のチラシを作成し、そのチラシを元に新規顧客へ向けたポスティング用のチラシを作成しています。
大佛クリーニングには「カールくん」というキャラクターがいるのですが、他社との差別化としてカールくんを使ったブランディングにも力を入れています。カールくんはチラシや使う媒体によって画風を変えてみたりして、お客様がチラシを持って来店された際に店舗スタッフとコミュニケーションが発生するような仕掛けにしています。それに店頭配布用チラシには必ず使える割引クーポンを付けたり、曜日別でコイン当てゲームや、サイコロの目によってクーポンを進呈するゲームなどお母さんが子どもと一緒に来店したくなる仕掛けをしています。
今後の集客の展望ですが、ポスティングが簡単にできるようになったことで、次はバス広告や電車広告、テレビCMなど他の効果の高そうな媒体にもチャレンジしていきたいと思っています。
私はクリーニング業界をもっと効率的にできると感じていて、これからもどんどんクリーニング屋らしくないクリーニング屋を目指していきたいと考えています。
クリーニングの値段って、同じボトムスでもデニムかデニム以外かの素材によって値段が変わったりするじゃないですか?でもそれってお客様にとっては関係ないんじゃないかなって。だから大佛クリーニングではお客様にも、店舗スタッフにも分かりやすいようにクリーニングの料金は基本的には均一プライスにしていて、洗濯にこだわりたい部分はオプションにしてもらっています。
また大佛クリーニングは武蔵境を中心に展開していて、武蔵境と小平に工場が2つあるので当日仕上げ等のスピード感と高い品質を提供しながら、新しくインターネットでの取り組みも始めています。インターネットの店舗ではわざわざ店舗まで洗濯物を持ってくる必要を無くしたり、先代が元々剣道をやっていた流れで剣道の防具のクリーニングなども始めて大変反響をいただいております。
私が目指しているクリーニング屋の姿は、お客様と会社とはたらく人の「三位一体」で幸せになれる状態だと思っています。なのでお店は週に1度は定休日を作って店舗スタッフの休める日を作ったり、ポスティングなどの広告物に関してもちゃんと効果の出るところへ投資することで、長い目で見たときにスタッフの雇用の安定化に反映されると考えています。