デジタルでリーチできない層へ魅力を伝える、折込チラシは大切な媒体です。
ボンジュール・ボン株式会社 飲食
日常を彩るベーカリーとして親しまれ、都内に3店舗を展開するボンジュール・ボン株式会社。数々の賞を獲得し、全国的にその名が知られる一方で、広告宣伝は地域に根差した新聞折込チラシをメインとしています。その理由やラクスルを利用するメリットについて、代表取締役の田中善教さんにうかがいました。
ボンジュール・ボン株式会社 飲食
日常を彩るベーカリーとして親しまれ、都内に3店舗を展開するボンジュール・ボン株式会社。数々の賞を獲得し、全国的にその名が知られる一方で、広告宣伝は地域に根差した新聞折込チラシをメインとしています。その理由やラクスルを利用するメリットについて、代表取締役の田中善教さんにうかがいました。
目次
ラクスルを利用する前から、折込チラシは年に数回つくっていました。でも、今のようにワンストップではなかったので手間もかかるし、コストが気になっていました。
私は2012年に入社して、店の広報にも携わるようになりました。まずは店頭で商品をアピールしようと、自分でデザインしたタペストリーづくりに着手。これがネットで注文できるということを知り、折込チラシもそのサービスでつくるようになりました。
ラクスルに乗り換えたのは、2016年です。理由は、圧倒的に安かったから。1部当たりの単価を6.6円などと決めていたのですが、ラクスルを見たらずっと安くて、「あれ?こんなに違うんだ!」と驚きました。そういえば最初のうちはそんなふうに単価を気にしていたのですが、ラクスルにしてからは安心して、あまり考えなくなりましたね(笑)。
現在は、中野、東村山、武蔵境と3店舗分を合わせ、年間で60回ほど利用しています。折込チラシは各店10,000部ほど、店頭配布は店によって違いますが1回で2,000~4,000部です。
費用の安さだけでなく、ワンストップで使いやすいし、何も問題がないので、今はまったく他社と比べることはなくなりました。
デザインについては、私が担当しています。プロのデザイナーに依頼したこともあるんですが、かなり費用がかかるんですね。それに、自作のチラシでもそれほど効果が落ちなかったというのもあります。
もともとはコストダウンのために始めたデザインではありますが、割と楽しんでやっています。明日も、新たなチラシづくりに取り掛かるところです。
前職で使い慣れていたPowerPoint(プレゼンテーション用ソフト)を使っているので大したことはしていませんが、商品写真についてはこだわりがあります。食べ物をおいしそうに撮るのは難しいし、スマホだと貧相になってしまうんですよね。なので、プロのカメラマンに依頼しています。
折込チラシは店頭配布チラシも兼ねていて、ポイントアップなどのイベントや割引クーポン、デリバリー注文へのリンクなどを入れています。
また、朝夕で販売するパンが異なるので、いつも決まった時間に来るお客さまにもラインナップが伝わるよう、裏面に全商品の写真をレイアウトしているのもポイントです。欲しいパンに丸印をつけて来店されるご家族もいらして、そんなときはやっぱりデザインのしがいがあるなと感じ、うれしくなりますね。
自分でデザインしてデータをつくるので、ラクスルの入稿のしやすさはとても助かります。一番うれしいのは、「入稿自動データチェック」。あれがすごく好きです。データをアップロードすると、「ここがはみ出ている」などのエラー事項がその場で表示されるんですよ。そこを修正すればいいので、本当にラクですね。
入稿については、過去に他社のサービスでかなり面倒な思いをしていました。アップロードして、時間がたってから「この部分が使えない」とかメールが来たりするんです。それが大きなストレスになっていたので、ラクスルのデータチェックはありがたいと思っています。
他にいいなと思うサービスは、見積もりのしやすさです。地図上にエリアの直径を示す円が出てきて、シミュレーションできるんですね。私の場合は先に大体部数を決めているので、例えば10,000部であれば、それくらいの数字になるようにエリアを合わせています。
「予算調整」のところで、エリア内での配布軒数の割合を調整できるのもいいですね。予算に合わせて70%にするなど、とても便利な機能なので毎回使っています。
新聞がその場で選べるのもラクです。折込業者に頼んでいたときは新聞社ごとのエリアマップをもらい、それぞれの部数を考えなければいけなかったので、かなり面倒でした。やっぱり、ワンストップのほうがいいですね。
折込チラシを使う理由は、長年ご愛用いただいているお客さまも多く、新聞購読層とぴったり合致するからです。ポスティングもしたことがあるのですが、成果は折込チラシのほうが上でした。とにかく、「折込の効果が抜群!」という感じです。
SNSも一時は頑張っていたのですが、「いいね!」がたくさん付いても多く売れるとは限りません。テレビの取材は注目度抜群なのですが、やはりリピーターとしてご来店いただくための販促が一番必要かなと。なので、広く宣伝するというのは違うんだなと思いました。
ボンジュール・ボンは、地元で安心して、日常使いできるパン屋さんであることが求められているんだと思います。実は、一時爆発的に人気になる「SNS映え」を意識した商品を発売することもあるのですが、やはり長く愛される商品をつくり続けることが大切だと考えています。
ただ、新聞を読まない若い人たちへのアプローチは今後の課題ではあります。今のお客さまの層と合わせて、半々くらいでアプローチできるといいかも知れないですね。
まだラクスルを利用したことのない方には、とにかく「簡単ですよ」と伝えたいです。一般的な印刷は、ここからここまでスペースを余らせてくださいとか、専門家でないとわからないような話が出てくる。あれが大変なんですよね。
でも、ラクスルなら専門用語がわからなくてもつくれます。折込チラシなら、店頭POPをつくるような感覚でいいと思うんですよ。無料のデザインテンプレートもたくさんありますし。私はテンプレを気に入っていないわけではなく、自分でオリジナルをつくりたいので使っていないだけなんです。
とはいえ、私が最初のほうにつくったデザインも、今見るとフォントがよくないし、恥ずかしい出来栄えです(笑)。でも繰り返して、フィードバックを見ながらデザインを変えたりしています。
オリジナルをつくりたいという方も、私のようにPowerPointが使えればできると思います。画像を貼り付けていくイメージですね。やってみたら、けっこう簡単です。ポイントは、背景とフォントですね。これでイメージが大きく変わります。ラクスルのテンプレでも結構いいフォントが入っていますから、ぜひ試してみていただきたいです。
今後、ラクスルで活用したいと思っているサービスは、商品パッケージやショッピングバッグなどの包装資材です。費用を比較しながら、検討していきたいですね。
パン屋は利益率が高い商売ではないので、広告宣伝費をそんなに多くは使えません。さらに今はコロナ禍で外出を控える人が多く、売り上げの厳しい状況が続いています。ですので、費用を極力抑えながらも、しっかり成果を上げていきたい。そんななかで、安心して利用できるサービスがラクスルです。
パン屋の醍醐味は、あったかい焼きたて、揚げたてを味わっていただけること。折込チラシはそれを楽しみにしてくださっている近隣のお客さまにいろいろなことが伝えられる、大切な媒体です。これからも工夫を重ねながら、情報を届けていきたいと思います。
中野駅に訪れた際は、北口すぐ近くのサンモール商店街にあるボンジュール・ボンへ是非お立ち寄りください!
ボンジュール・ボンさまは、パンで日常のしあわせを感じていただくことをモットーに、地域に根差したベーカリーを展開しています。“プロが作るホームメード”のパンは地域の人たちに愛されています。
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