アンチエイリアス とは
コンピュータで表示するデジタル画像において、斜線、曲線を滑らかに見えるようにする処理の名称で、主にDTPソフトなどで使用されます。デジタル画像の線画や文字列は本来ピクセル(ごく小さい正方形)の集合体であるため、そのまま表示すると斜線部分や曲線部分が不自然にギザギザに見えることがあり、それを「エイリアス」と呼びます。エイリアスを解消するために、背景との境界をその中間色(線画が黒で背景が白であればグレー)でぼかすことで、自然で滑らかに表示されているように見せることができます。また、フォントを表示する場合は、アウトラインフォントにはアンチエイリアス処理を行い、ビットマップフォントには行わないのが一般的です。