千社札のようなステッカー・シールを自作する方法を解説!オリジナルを安く作れる!
古風でインパクトのあるデザインが人気の「千社札」ですが、実は簡単な方法で千社札のようなシールが自作できるのはご存知ですか?今回は、千社札ステッカー・シールを作る方法をご紹介していきます!自宅にあるものを使った自作方法も紹介していますので、ぜひご覧ください。
古風でインパクトのあるデザインが人気の「千社札」ですが、実は簡単な方法で千社札のようなシールが自作できるのはご存知ですか?今回は、千社札ステッカー・シールを作る方法をご紹介していきます!自宅にあるものを使った自作方法も紹介していますので、ぜひご覧ください。
目次
千社札とは元々、家内安全や世の平穏を祈願するために、神社や仏閣を参拝した際に奉納する札です。江戸時代中期ごろには、神社などを参拝した証拠や記念として「名前や自分の住所などを書いた紙を貼る」という様式がブームとなりました。
また本来の千社札は、木版刷りした和紙を使ったものが定番であり、大変高価なものとされていました。シンプルな単色刷りだけでなく、様々な文様や絵をあしらったデザインも当時から人気だったとされています。そのため、庶民の間では、参拝記念としてだけでなく、ファッション雑貨のように扱われてきたアイテムです。
千社札は、名入りをすることがほとんどであることから、現在では、参拝記念というより、コレクションとして作る風潮が強くなっています。また、以前のような木版刷りのデザインに代わり、手軽に自作できるシールタイプのものが人気です。デザインの幅も広くなっており、オリジナルの柄で作成するマニアも少なくありません。
海外でも熱狂的な支持を得ており、昨今では地域ごとの祭りに参加した際にもらえることも少なくありません。千社札シールは、お名前ステッカーとして使うのはもちろん、あらかじめ許可をもらった場所では、御朱印をもらった後に貼ることもできますよ。
最初に、千社札の自販機に料金(ほとんどの場合は300円)を投入します。投入後、画面をタッチして「挿絵千社札」の編集画面まで移動しましょう。
地域によって、マシンに搭載されているバージョンが異なる場合があります。そのため、自分が作りたいデザインや、バージョンになっているかどうかを確認しておくと良いでしょう。
次に、千社札シールにプリントする挿絵や背景を選びましょう。挿絵は、千社札シールの名前の上にプリントされる絵のことを指します。マシンに搭載されているバージョンに合わせて、異なるイラストが採用されているため、好みの絵を選びましょう。
背景は名前の通り、千社札シールの背景にプリントされる文様です。自販機によっては「地紋」と表記されることもあります。シンプルな無地だけでなく、古典柄などのおしゃれな背景も用意されていますよ!自分が作りたいシールのイメージに合わせて選ぶと良いでしょう。
最後に、名前と差札に入れる文字をタッチパネルで入力しましょう。名前は、千社札のメインとなる部分です。デフォルトではひらがな入力になっていますが、入力することで、漢字やカタカナに自動変換してくれますよ。
名前の入力が完了したら、複数の書体から好きなものを選びましょう。自販機によって異なりますが、勘亭流や楷書、寄席文字などといったインパクトのある書体を扱っているものが多く展開されています。名前のデザインが決まったら、差札に入れる文字を入力していきましょう。
自販機によっては、差札用の文字として、地名や町名などが、すでに入力されている場合があります。もちろん、自分で文字を挿入することもできますよ!千社札のメインである名前の上に、重なるように印刷されるため、自分を表す一言を挿入すると良いでしょう。全体デザインを確認したら、印刷して完成です。
1つ目は「高速道路のサービスエリア」です。数多くの観光客が集まるサービスエリアでは、お土産売り場付近に専用の自販機が設置されていることがあります。地域ごとのオリジナルデザインが採用されていることも多いため、観光の記念として千社札を作るのも良いでしょう。
2つ目は「ゲームセンター」です。プリクラ機などが多く設置されているゲームセンターでは、オリジナルの千社札を作成できる自販機が用意されていることがあります。アーケードゲーム機が多く並んでいる店舗では、隠れた場所に設置されているため、よく探してみましょう。
3つ目は「映画館」です。映画館には、プリクラ機と並ぶようにして、千社札の自販機が設置されていることがあります。なかには、その時期に放映されている映画との、コラボデザインを搭載している機種もある点が魅力です。
1つ目は「Word」を使った自作方法です。家庭用パソコンにも搭載されている、有名な書類作成ソフトですが、図形を活用することで、オリジナルの千社札を作成できます。大きさが異なる2つの長方形の図形を挿入するだけで、簡単にできるため、パソコンの操作が苦手な方にもおすすめです。
1. Wordを開き、挿入タブから「図形」を開き、長方形の図形を2つ挿入します。
2. 挿入後の図形に色が付いていたら「塗りつぶしなし」に設定し、外側の長方形の線を太くします。
3. 「図」をクリックし、お好みの千社札のデザインを、内側の長方形に挿入します。
4. 内側の長方形にテキストボックス(縦書き)を挿入し、名前を入れます。
5. 名前を入力したら、お好みのフォントに設定したら、プリントアウトして完成です。
2つ目は「エクセル」を使った自作方法です。基本的にはWordを使った時と同じ手順ですが、複製も可能なため「たくさん千社札シールを作りたい」という方におすすめできます。
1. エクセルを開き、「図形」のうちフレームとなる長方形の形を選択します。
2. 枠のみを表示し、線は黒色に設定します。「枠の種類」を選択し、二重線に設定します。
3. あらかじめ作成しておいた文字の画像を挿入します。
4. 「オートシェイプ」を選択し、右クリックをしたら「サイズとプロパティ」を選択します。
5. 作りたい千社札シールのサイズに設定したら、コピーペーストして並べます。後はプリントアウトして完成。
日本らしい、おしゃれなデザインが注目されている「千社札シール」は、様々な方法で作成できるのです。「自分好みのかっこいいシールを作ってみたい!」という方は、ぜひ今回ご紹介した方法や場所で、千社札シールを作ってみましょう。