のし(熨斗)シールをネット印刷で作るには?貼る位置や基本マナーもあわせて解説

のしシールをネット印刷で作る手順を紹介します。相手に失礼がないように、のしシールを印刷する前に把握しておきたい貼る位置や基本マナーもあわせて解説します。

のしシールをネット印刷で作る手順を紹介します。相手に失礼がないように、のしシールを印刷する前に把握しておきたい貼る位置や基本マナーもあわせて解説します。
目次
のし紙には慶事用と弔事用があり、贈るシーンによって書き方も異なります。間違った選び方や書き方をしてしまうと、相手に対して大変失礼なので注意が必要です。
まずは、のしの基本的マナーを確認しておきましょう。
のしシールはマナー違反ではありません。堅苦しすぎず、手軽で見た目もきれいに仕上がるため、大事な贈り物に適しています。
ただし、親しい友人や兄弟に贈る場合はのしシールでも大丈夫ですが、自分がきちんとお祝いしたい相手にはのし紙や水引を付けて贈ったほうがいいでしょう。
結婚祝いや引越し祝い、お中元、お歳暮などの慶事には「のし鮑(あわび)」の印刷された「のし紙」を使用します。水引は紅白で、右上にのし飾りがついたものを使用するのが一般的です。
のし紙は慶事のみ使うものなので、弔事の場合は「弔事用のし紙」もしくは「掛け紙」と呼びます。お葬式や法事などの弔事は、のし飾りがなく、黒白やグレーの水引だけ印刷された紙を使用します。
病気見舞いや火事見舞いはお祝い事ではないので、のし飾りのない、紅白のあわび結びの水引を選びましょう。
のし紙の上段中央には表書きをします。結婚祝いや出産祝い、七五三や入園・入学祝いなどの慶事に贈るときの表書きは「御祝」と書きましょう。「御祝」だけでも大丈夫ですが、「○○御祝」と書く場合もあります。例えば結婚祝いであれば「御結婚御祝」、出産祝いであれば「御出産御祝」などです。お返しする場合は「内祝」「○○内祝い」と書きましょう。
目上の方や重要な贈り物には、毛筆もしくは筆ペンで書くことが一般的なマナーです。ボールペンでの記入はマナー違反になるため控えましょう。自己流の崩した文字ではなく、できるだけ丁寧に楷書で書くことが望ましいです。
のし紙の貼り方や貼る位置についても、実はマナーがあります。のし紙は社会人が覚えておくべきマナーの一つです。しっかりポイントをおさえておけば、それほど難しいものではありません。
のし紙にはさまざまなサイズがあるので、贈り物に合った大きさを選ぶことが大切です。
最適なのし紙の大きさは、箱の側面まで届くものです。のし紙の端が箱の側面、あるいは裏側まで届く大きさを選びましょう。のし紙は包装紙とは違うので、箱全体を覆う必要はありません。
箱の大きさに対して小さすぎるものや大きすぎるのし紙は、相手に対して失礼にあたります。また、箱の上部や下部にかからないような大きさを選ぶようにしましょう。
贈り物が小さい、あるいは大きすぎて適したのし紙のサイズがない場合は、短冊タイプを使うのがおすすめ。短冊は小さいサイズの簡易なのし紙ですが、マナー違反には当たりません。ただ一般的なのし紙と比べると見た目が寂しくなるので、目上の方や大事な贈り物の場合は普通ののし紙を使うのが無難です。
シールタイプになっているのしシールは、箱の中心に来るように貼ります。果物かごや一升瓶など、箱の贈り物でない場合も正面側に貼り付けましょう。
短冊タイプの場合は正面の右上に貼り付けることが一般的です。
のし紙は緩まないように、まっすぐピンと張るのがポイントです。シワや破れのあるのし紙は使用を控えましょう。
のし紙を貼るときにセロテープやのりを使っても問題はありません。ただし、あまり大量にセロテープやのりを使ってしまうと取れなくなるので、取れやすいように貼ることがポイントです。セロテープを使う場合は、長さ3cm程度に留めておきましょう。
普段の生活の中で、のしが急に必要になった場合は、オンライン上のサービスを利用してみましょう。オンライン上ではのしのテンプレートが用意されているので、簡単かつスピーディーに印刷できるので便利です。
のしシールを、最初から自分で作るのは大変です。しかし、専用ソフトを使用するとお金がかかってしまいます。そこで無料のテンプレートを使えば、専用ソフトがなくても簡単にのしを作ったり印刷できたりするので大変便利です。
無料テンプレートには、出産祝いや入学・卒業祝い、就職祝いや成人祝いなど、行事ごとのデザインがたくさん用意されています。この中から使いたいテンプレートを選ぶだけで、お手軽に印刷できます。
のしシールのテンプレートを選んでデザインが完成したら、用紙を選択します。贈る相手やシーンに応じて、和紙と普通紙から選ぶと良いでしょう。
目上の方の慶弔事や伝統を重んじる年配の方への贈答など、フォーマルな場面では和紙を選びましょう。必ず和紙を使用しなければいけないということはありませんが、普通紙よりも高級感があり、礼儀を重んじる印象を与えられます。
友人や同僚へのカジュアルな贈り物や内祝いなど、気軽な場面では普通紙で十分でしょう。普通紙は表面が滑らかで色が乗りやすく、色鮮やかできれいなのしが作れます。