ここからは、本題であるサークルポスターを作る際のコツを紹介します。初めてポスターを作る方は、いきなり作成しようと思ってもなかなかうまくいかず、せっかくお金をかけて作成したのに期待した効果が得られない場合もあるでしょう。人目につくようなインパクトも大事ですが、情報が伝わりやすいことも同じくらい重要です。ここでは、全体の構成やサイズ、デザインのコツに分けて説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
構成のコツ
サークルポスターの構成として、初めに必要な情報を説明します。具体的な要素としては以下のとおりです。
・メインイラスト
・サークル名
・サークルの活動場所(商品を出品する場合はその場所)
・代表者の連絡先
上記4つは優先順位の高いものから順に並べており、必ずひと目で分かるように記載する必要があります。
サイズのポイント
ポスターを作成する際には、どのくらいの大きさにするのかサイズも重要です。適切なサイズはポスターを貼る場所によっても変わるので、事前に確認しておきましょう。サイズについて特に注意すべきなのは、コミックマーケットのように同じ会場内で多くの人や団体が出展するイベントでポスターを使用する場合です。それぞれにブースが分けられているため、ポスターが大きすぎると隣のブースへの妨害となってしまうケースもあるのでしっかりと事前確認をおこないましょう。
しかし、小さすぎるとほかのポスターに埋もれてしまい、せっかくのポスターが目立たなくなってしまうので注意が必要です。埋もれる心配もなく、他ブースへの迷惑にもならないサイズにしてください。
デザインのコツ
デザインのコツとしては、目立たせたい部分(優先度の高い情報)とそうでない部分の強弱をしっかりと付けることが重要です。文字や写真の大小の差を「ジャンプ率」といい、差が大きいほどジャンプ率が高いといわれます。ポスターにおいてはジャンプ率を高くし、強調したい部分をしっかりと浮かび上がらせることがポイントです。
また、新規メンバーを募る際にはサークルの雰囲気が伝わるデザインにすることも大切。同じものをテーマとしたサークルが複数ある場合、どのサークルを選ぶかは「雰囲気」によって左右されます。自身が所属しているサークルのカラー(個性)が伝わるイラストや写真を選んでください。