ポストカードの利点は、受け取った時点ですぐに情報に接することができる点です。
封書では、開封しないと、中身を見ることができません。開封しないまま、ゴミ箱に直行ということも少なくありません。ポストカードであれば、情報に接してくれる確率は高くなります。最近はメールやSNSも普及しており、通常のコミュニケーションであれば、これらのメディアを活用すれば、便利ですが、お世話になった時などは、心をこめてポストカードを利用したいものです。ポストカードがタイミング良く到着すると、受け手もインターネットとは違う感覚を持ちます。ここではポストカードのデザインについて考えてみたいと思います。
ポストカードは、色々な場面で利用されます。普段インターネットで済ましていると、どう書き始めたら良いか、悩むことも多いと思います。そんな時には、色々な会社から提供されているデザインテンプレートをうまく活用しましょう。
デザインテンプレートは様々な状況を想定して制作されています。代表的なのは、季節や用途です。季節の挨拶状としては、1年の始まりの「年賀状」ですが、年賀状については多くのサイトで特集が組まれているのでここでは割愛します。
手紙の冒頭に来る時候の挨拶は、手紙文化を代表するもので、時候の挨拶がうまく書ければ、手紙の文面の5割は終わったのも同然です。時候の挨拶で送り手と受け手の間の気持ちが一瞬にして共感の領域に入ります。時候の挨拶に関しては、多くのサイトがありますので、そちらを参考にしてください。
ポストカードのデザインテンプレートは、個人用、グループ用、店舗、企業用などに向けた、様々なパターンが用意されています。
店舗、企業向けのテンプレートには、さらに業界別のテンプレートも用意されているので、時間がなければ、中身の文章さえ作成すれば、そのまま立派なポストカードに仕上げることができます。
印刷通販などのサイトのテンプレートは基本的に著作権などの問題をクリアしていますので、デザインテンプレートをそのまま使っても全く問題がありません。
最近では、いくつかのデザイン要素を組み合わせて、簡単なデザインを行えるような、オンラインデザインツールを用意しているサイトもあるので、幅広い利用者のニーズに対応できます。また、企業向けには料金別納などのテンプレートも用意されています。
官製はがきの印刷の場合は、はがきの周辺に、印刷できない周囲5㎜程の白いフチができてしまいますが、ポストカードでは、印刷した後に断裁を行うので、ポストカード全面に印刷することができます。わずか5mmの白フチを無くすことで、デザイン的にもインパクトのあるポストカードを作ることができます。
印刷通販が提供するサイトのデザインテンプレートを利用すれば、ポストカードのデザイン制作、印刷、そして発送までパソコンやタブレットで、全て完了することができます。
今まで、パソコンで印刷したり、郵便局で切手を購入して貼ったり、郵便物を持ち込んだりといった作業が、ワンストップで実行できるようになりました。
ポストカード作りというと、専門家にお願いしなければ、なかなか自分ではできないといったイメージや、時間がかかるといったことでしり込みすることもありました。
デザインテンプレートの普及により、デザイン的資質がなくても、誰でも一定水準のデザインレベルが確保できるので、コスト的にも、品質的にも、便利で、リーゾナブルな時代になりました。さらにオンラインデザインツールなども普及してきているので、一億総デザイナーの時代も近いのかもしれません。
