はがき・ポストカードのサイズ一覧と規定

ポストカードとは、いわゆる「郵便で送ることができるハガキ全て」を指します。官製ハガキだけでなくさまざまな材質や大きさがあり、それぞれ郵便料金やルールがあることには注意が必要です。ここでは、ポストカードの大きさと、注意すべきポイントを解説します。
ポストカードとは、いわゆる「郵便で送ることができるハガキ全て」を指します。官製ハガキだけでなくさまざまな材質や大きさがあり、それぞれ郵便料金やルールがあることには注意が必要です。ここでは、ポストカードの大きさと、注意すべきポイントを解説します。
通常はがき・往復はがきは郵便局における第二種郵便物に区分されるサイズです。通常はがきと同じサイズの圧着はがきも、第二種郵便物に区分されます。
大判はがきはA6,長3サイズまでが定型郵便物に区分され、それ以上のサイズは定形外郵便物に区分されます。
詳細は 郵便局の公式サイトをご参照ください。
種類 | サイズ(横×縦) | 郵便局での区分 | 料金 |
---|---|---|---|
通常はがき | 100mm×148mm | 第二種郵便物 | 85円 |
往復はがき | 200mm×148mm | 第二種郵便物 | 170円 |
長3大判はがき | 120mm×235mm | 定形郵便物 | 110円 |
A4大判はがき | 210mm×297mm | 定形外郵便物 | 140円 |
A5大判はがき | 148mm×210mm | 定形外郵便物 | 140円 |
A6大判はがき | 105mm×148mm | 定形郵便物 | 110円 |
B4大判はがき | 257mm×364mm | 定形外郵便物 | 140円 |
B5大判はがき | 182mm×257mm | 定形外郵便物 | 140円 |
B6大判はがき | 128mm×182mm | 定形外郵便物 | 140円 |
圧着はがき | 100mm×148mm | 第二種郵便物 | 85円 |
通常はがきや往復はがきを最安料金で送るには、下記の郵便局の規定に沿って作成する必要があります。規定を超えると第二種郵便物ではなく定形外郵便に区分され、料金が高くなります。
なお、往復はがきは折りたたんだ際に下記の規定サイズに収まるよう作成しましょう。
最小サイズ(横×縦) | 90mm×140mm |
---|---|
最大サイズ(横×縦) | 107mm×154mm |
通常はがきの最小重量 | 2g |
通常はがきの最大重量 | 6g |
往復はがきの最小重量 | 4g |
往復はがきの最大重量 | 12g |
最軽量の2gを最小サイズポストカードで満たすためには、「紙厚135kg」以上が必須です。最重量の6gとなると「紙厚315kg」が使用できるので、かなり幅広い紙厚から選ぶことができます。
ここでいう「紙厚〇〇kg」が示すのは、紙の厚みです。同じ厚さの原紙(カットされていない状態の紙)を1,000枚重ねたときの重さを表しているため、数字が大きいほどその紙は厚い紙であることを示しています。
はがき・ポストカードの宛名面上部の中央に「郵便はがき」もしくは「POST CARD」の表記を入れる必要があります。郵便はがき、またはPOST CARD表記がない場合は第一種定形郵便に区分されます。
詳細は 郵便物・はがき・切手のQ&Aをご参照ください。
切手枠はサイズや形に制限はありませんが、位置については次の通り配置できる範囲が決まっています。
縦書きの場合:左上の縦70mm・横35mmの範囲内
横書きの場合:右上の縦35mm・横70mmの範囲内
通常切手は四角形ですが、中にはハートや金魚の形である場合もあります。どれも「貼り付けたときに上記の範囲からはみ出してしまわないよう注意しましょう。
裏面に書ききれなかった、または裏面に書けなかったメッセージは、宛名面に書くことができます。ただし、郵便物として重要な「宛名」がわからなくなることを防ぐため、文章を書けるのは次の通り、宛名面全体の中でも限られた2分の1のスペースです。
縦書きの場合:下から2分の1まで
横書きの場合:左から2分の1まで(右半分は切手枠と宛名が入る)
宛名以外の「広告」も同様、上記スペース内に収めなくてはなりません。また宛名とメッセージ・広告を分ける必要もあります。