中身が透明
通常の紙封筒とOPP封筒の一番の違いは、封筒が透明なため外からでも中身が見える点です。紙封筒の場合は中身が見えないため、受け取り手に警戒をされる可能性がありますが、OPP封筒はDMを開封する前にその内容を確認することができます。
そのため、興味がわくような文言やビジュアルが見えるようにしておけば、開封率が高くなります。封筒の表面など、目立つ場所に期間(数量)限定や特典など読み手の興味をそそるような情報を見せるようにしましょう。その際、両面にどちらから見ても見えるようにすることが大切です。
様々な印刷が可能
OPP封筒には、様々な印刷に対応をしており、フィルムに直接1色からフルカラーまでカラー印刷が可能です。このような印刷方法は、グラビア印刷と呼ばれています。カラフルにしたり、企業のロゴを入れることがオススメですよ。
また、オフセット印刷と呼ばれる片面だけ白色のマットインクを使用した封筒も存在します。一般的に半透明の封筒で、この印刷が施されている部分はボールペンで文字を書くことができます。
読み手の目を引くデザインを表面に施すことで、読み手に開いてもらえる可能性は高くなりますよ。見た目にこだわったOPP封筒は、街頭配布にも最適と言われています。
コストが安い
部数にもよりますが、A4サイズの場合には、1枚当たり2.5円〜4円程度になり、紙封筒に比べてコストは安くなります。
ただし、グラビア印刷を施す場合には1色につき3万〜と印刷代は比較的高額になります。もし、印刷代を抑えたい場合には、片面だけマットインクを使用したオフセット印刷がオススメですよ。
デメリットと注意点
ビニール素材のため、雨や湿気に強く封筒に汚れはつきにくい封筒ですが、ひっぱり強度はあるものの、サイドに切れ目が入っていると裂けやすくなるのがデメリットです。
OPP封筒を郵便で郵送をする場合には、注意が必要です。封入物に局印や宛名が印刷又は貼付けされていることが必要です。封筒の外側に宛名シールの貼り付けは不可です。
また、封筒と封入物の隙間を無くす必要があります。A4用紙を3つ折りにした封入物では、この条件を満たせないので、別途封筒と同じサイズの紙を一枚入れる必要があります。
さらに宣伝効果を高めよう!
読み手に関心のある文言を記載し、DMのデザインは見栄えが良く、関心を引くようなデザインにしましょう。その他に、宣伝効果を高めるために大切なことは、DMの発送時期です。
実は、DMは発送時期によって反響が変わってきます。例えば、ボーナスが出た1ヶ月後にDMを送ってもあまり反響は良くありません。逆にボーナスが出る1ヶ月前であれば、ボーナスの使い道も決まっておらず、商品にも関心を持ってもらえる可能性も高くなります。
また、DMを読む余裕のある週末に届けるのも一つの方法です。そのためには、水曜日か木曜日に発送をするのが良いでしょう。読み手の生活を意識しながら発送時期を決定することが大切です。
まとめ
中身が見え、読み手に興味を持ってもらいやすいことから、OPP封筒は紙封筒に比べて開封率が高くなります。今まで、OPP封筒を使ったことがないという場合には、ぜひ一度試してみて下さい。表面に何かデザインを施したいけど、コストを抑えたいという場合には、オフセット印刷を選びましょう。片面の印刷でも十分に目を引くデザインにできますよ。さらに、発送時期を工夫して送付をするのがオススメです。