自分の写真を年賀状に使うのはNG?
年賀状に自分の写真を使うって、結構、勇気がいりますよね。SNSで話題になったことも記憶にあるので、なかなか踏み切れない人も多いと思います。
では、受け取る人はどう感じているのでしょうか、ネット上の意見では「なんて、自分好きの人なんだろう」といった意見もありますが、全体的には少数で、肯定的な意見を数多く確認することができました。
今回は年賀状の自分の写真を使うことの是非について考えてみたいと思います。
年賀状に自分の写真を使うって、結構、勇気がいりますよね。SNSで話題になったことも記憶にあるので、なかなか踏み切れない人も多いと思います。
では、受け取る人はどう感じているのでしょうか、ネット上の意見では「なんて、自分好きの人なんだろう」といった意見もありますが、全体的には少数で、肯定的な意見を数多く確認することができました。
今回は年賀状の自分の写真を使うことの是非について考えてみたいと思います。
写真年賀状を皆さんどのように受け止めているのでしょうか。
意見を整理すると、「独身の友人の1人写真に、ちょっとびっくりしましたが、昔のように会えないので、近況がうれしい」、「旅好きの親戚が、旅行時の写真を毎年送ってくれるのを、楽しみにしている」、「赤ちゃんも良いけど、やっぱり知りたいのは友人の近況です」といった意見に代表されます。
恥ずかしさが先に来て、なかなか踏み切れないのは、本人だけで、受け手は結構、好意的に受け入れています。写真入りの年賀状、清水の舞台から飛び降りる覚悟で2018年、取り組んでみてはいかがでしょう。
年賀状の写真を通じて、受け手が期待しているのは、送り手の近況を感じたいという期待ですから、自分では気に入っていても、身分証明書や見合い写真的なものは避けましょう。
旅行、趣味、家族、仕事、なんでもかまいません。あなたの今の生活や活動が伝わり、楽しさが感じられる写真を選びましょう。
いくつかの候補写真が絞られたら、その中から、ピントや写真の鮮明なものを選んでください。素材が良ければ、加工しても、見栄えの良い仕上がりになります。流行のインスタ映えする写真でも結構です。最近のスマホのカメラはかなり充実しているので、十分活用できます。
写真が決まったら、不要な部分をなるべく避けて、伝えたい部分を中心に切り抜きをしましょう。PCであればフリーソフトの「Jterm」などを使えば簡単に切り抜きができます。
それでも、目障りな部分が残ってしまった場合には、Photoshopのような写真編集ソフトや、アプリを利用して、不必要な部分を削除します。ただ、この作業はかなり専門的で、難しい作業なので、できれば、切り抜き作業までで、良い構図の写真素材を作ります。
素材が用意できたら、年賀状デザインに進みます。この時、大事なのは、最終的な印刷・プリント方式の選択です。両者の違いは品質と、関与時間、コストです。品質面では、印刷はオフセット印刷、少部数の場合はオンデマンド印刷が使われます。一般の印刷と同等の品質レベルです。
それに対して、PCによるプリントは家庭用のプリンターを利用しますので、印刷品質は通常印刷よりはばらつきが多く、水に濡れたりすると、インキがにじむなどの課題があります。家庭用のプリンターは、ノズルの清掃などで苦労します。
関与時間は、印刷の場合、お店に持ち込むか、ネットプリントの入稿時間になります。「持ち込み」は環境によって違いますので割愛しますが、ネットプリントなら、入稿・発注する時間が該当します。慣れた人であれば、ものの20分程度あれば十分でしょう。
PCによるプリントは、枚数にもよりますが、100枚プリントするのに、4~50分、プリンターの調整に2~30分程度ですが、印刷ミスなどがあると、郵便局やコンビニに行って、予備ハガキを購入することになりますから、300枚位になれば、1日がかりということになります。
結論から言うと、ネットプリントであれば、入稿すれば、後はできあがった製品を待てばOKですから、より自由な時間を増やしたい方におすすめです。
PCプリントは手間をかけても、格安で作りたい方に向いています。コストは、互換インキも出ているので一概には言えませんが、ネットプリントの約半分です。
編集は基本的にPCのソフトを利用するか、ネットの年賀状サイトの、オンラインデザインサイトを利用することになります。全てを1からデザインしたい方は、年賀状専用ソフトか、汎用のデザインソフトを利用します。
ネットプリントを利用する場合、以前はプロが利用するillustratorによる入稿が必要でしたが、最近ではWordやPowerPointや、WEB上でのオンラインデザインサービスも利用ができるようになり、ハードルが低くなっています。
それでは、印刷・プリント方式が決まったら、年賀状の全体のイメージを決めましょう。この作業では、年賀状サイトに無償で提供されているテンプレートの利用が便利です。
プロが制作したテンプレートですから、必ずお気に入りがみつかると思います。写真とテンプレートを上手に組み合わせることで、おしゃれな年賀状制作が進みます。
使う写真の枚数は自由ですが、ハガキの狭いスペースを活かすためには、なるべく1枚の写真でクローズアップする方が、シンプルでインパクトのあるデザインになります。写真に色彩が多い場合には、背景はスッキリ、シンプルな明るい色彩でまとめると、おしゃれになります。
文字はなるべく少なく、書体も1種類か2種類に絞って、まとめることをおすすめします。デザイン要素を沢山詰め込むより、引き算の発想がデザイン全体にメリハリをつくります。
今回は写真年賀状の作り方を中心に整理しました。1年に1回の近況報告、写真を使って、「あなたの今」を伝えましょう。