ギャップで好感度大!「ネガティブアプローチ」を利用しよう
広告には、昔から使われてきた様々な手法が存在します。「ネガティブアプローチ」もその一つです。言葉の意味だけではマイナスなイメージを抱きがちですが、使いこなすとこれほど便利な手法はありません。内容と効果的な利用方法を知って、強力なキャッチコピーを作ることができます。
広告には、昔から使われてきた様々な手法が存在します。「ネガティブアプローチ」もその一つです。言葉の意味だけではマイナスなイメージを抱きがちですが、使いこなすとこれほど便利な手法はありません。内容と効果的な利用方法を知って、強力なキャッチコピーを作ることができます。
ネガティブアプローチとは、その商品やサービスの不便性やマイナス面をあえていったん強調し、そこに新たな提案をすることで、自分の商品の価値を高く見せる手法のことです。例えば「働きながら転職活動は時間がない」と、多くの人が悩む問題をあえて広告に打ち出し、「在職中の方に特化した転職管理ツールです」と提案すると、お客様はそのツールについて安心感を持ちます。または「たった2人でも業界ナンバー1になりました」なども、たった2人で一体どんな方法を使っているんだろう?と聞いてみたくなりますね。
商品のマイナス面を理解するということは、それを克服する術に気づくチャンスでもあります。ネガティブアプローチをキャッチコピーに取り入れることで、「不便性を前もって知っていますよ」という証明にもなり、お客様は安心して商品に興味を持つことができます。
あまりに他のサービスを批判している、または自社商品に対して卑屈すぎる、などの広告は、見ていて気持ちのいいものではありません。ネガティブアプローチで取り上げる弱点部分は、「誰もが気づいているが、欠点とまではいかない」レベルにしておく必要があります。他社の商品より秀でようと攻撃的にならず、あくまでお客様の問題解決の力になるという、謙虚な姿勢を心がけましょう。
マイナス面を先に見せてしまうことは、不利な状態になることを恐れてためらってしまうものです。しかし、弱点を先に伝えておくことは、何よりも商品を購入されるお客様自身のために行われることなのです。ネガティブアプローチを取り入れることで、お客様目線に立った営業展開が期待できます。