あなたにもできる!フリーペーパーで収益を得るコツ
フリーペーパーは雑誌などと違って無料なので、比較的手に取ってもらいやすい媒体です。読む人が多いというのは、すなわち黒字化につながりやすいとも言えます。また低予算で、個人のレベルで簡単に始められるのも魅力です。
今回は、簡単なフリーペーパーの作り方と、フリーペーパーで収益を上げるための工夫や注意点をご紹介します。
フリーペーパーは雑誌などと違って無料なので、比較的手に取ってもらいやすい媒体です。読む人が多いというのは、すなわち黒字化につながりやすいとも言えます。また低予算で、個人のレベルで簡単に始められるのも魅力です。
今回は、簡単なフリーペーパーの作り方と、フリーペーパーで収益を上げるための工夫や注意点をご紹介します。
まず、目的やコンセプトを決めます。個人の場合は、自分の好きなことや楽しいと感じることを伝える、または困っている人を助けることなどを目的としてもよいでしょう。また企業の場合は、売り上げ増加につなげる、情報を広めることなどが、目的として挙げられます。
次は情報収集をします。他のフリーペーパーなどを参考にすると、他誌がどのように作られているか、現在どんなものが流行っているかなどがわかります。続いてフリーペーパー制作の人員を集めます。まず制作チームを、ライター、デザイナーなどで作り、ターゲット情報に合わせたメインテーマの決定、コンテンツ内容などを考えます。そしてページ構成、サイズなども考えます。取材チームは、記事の取材、作成を担当します。最後に全体のリーダーを決めます。
その次に資金を集めます。最初から広告収入などが見込めない場合は、自分たちの自腹で出します。カラーページの割合や、発行部数により、資金は変わってきますが、ほとんどは印刷代になります。10万円ほどが目安になるでしょう。
そしてコンテンツを決めます。メインコンテンツの内容は、読者層に合うものにします。最低でも、全ページの半分以上はコンテンツで埋めます。できれば80%以上はメインコンテンツにすることが望ましいです。そして文字媒体ということを生かし、時間があるときにゆっくり読めるよう、情報量は多めにします。イラストや絵で埋めるのではなく、文字を多めにするほうがよいでしょう。
制作、印刷の前段階では、誤字脱字、掲載内容に不備がないかを確認します。フリーペーパーは後々の修正がきかないため、念入りにチェックしましょう。チェックがすんだら、印刷に回します。
フリーペーパーができあがったら、配布先を探します。配布先は、読者層に合わせ、また人がたくさん集まる場所を探します。地元の有力者などとコンタクトを取って、配布の許可をもらえるとベターです。
また配布と同時に宣伝も行うとよいでしょう。市のマスコミ関係の会社などに、フリーペーパーを発行したということをメールでお知らせします。市の観光課などに持ち込む方法もありです。
最後に収入源として、広告費を出してくれる会社を探します。雑誌のコンセプトに合った会社に営業をかけます。発行部数や、HPの訪問回数、アンケートの回収率などの集計を取ると、具体的に営業しやすくなります。発行部数などは、5000部もあれば十分です。また広告を出すにあたり、同時にウェブサイトでも紹介するなどの付加価値をつけるのも一手です。
フリーペーパーを作るにあたり、発行部数や、配布可能冊数はあらかじめ把握しておきましょう。やみくもに多く発行し、大量に捨てることになってしまっては、資源の無駄です。
また事前に配布先の確保をしておくことも重要です。そして発行前には、あらかじめ試作版を作り、読者の反応率を確かめるとよいでしょう。また広告費と印刷費の兼ね合いも概算し、実際に収益が上がるかどうかも確かめておくとよいです。
ラクスルでのフリーペーパーの印刷は、イラストレーターやパワーポイントに対応しています。テンプレートも無料ダウンロードできるので、比較的手軽に作ることができます。
またフリーペーパーを注文する場合、無線綴じのカタログ印刷とは違い、ページ数が少ないため、中とじ印刷が一般的です。印刷後、入稿して完成です。