スルーしないで!振り返りたい「線」の使い方とコツ
イラストや写真などインパクトのあるものが注目されがちな中、反対にスルーされやすいのが「線」です。さりげないポイントですが、ここも使い方が試されるところです。「線」の使い方とコツを押さえて、さらに一歩進んだデザインに仕上げましょう。
イラストや写真などインパクトのあるものが注目されがちな中、反対にスルーされやすいのが「線」です。さりげないポイントですが、ここも使い方が試されるところです。「線」の使い方とコツを押さえて、さらに一歩進んだデザインに仕上げましょう。
やはり線といえば罫線です。罫線の場合は、同じ太さや種類のものばかりを使うとうるさくなってしまいます。周りや必要に応じて使い分けることがポイントになります。太い罫線を使えばパリッとしたメリハリになりますし、細い罫線は多くの情報をわかりやすく整理するのに便利です。
色や質感を持たせて、イメージとして使用することも可能です。線のみでも、イラストなどと組み合わせてもよいでしょう。その場合はスタイリッシュなイメージになる傾向が強いので、そのように見せたい場合にはうってつけといえるでしょう。
他の素材を引き立たせる役割としても、「線」は役立ちます。色彩豊かな画像や黒背景を使用した際には紙面がうるさくなりがちです。そのとき、色や太さを工夫して線を組み合わせると、落ち着いて全体がなじむようになるケースが多いです。
さらりと流してしまいがちな「線」ですが、使い方によってはデザインの強い味方になってくれます。これから新しくつくるデザインはもちろん、既存のデザインも含めて「このデザインの線はどうなっているかな?」と振り返ると、面白い発想が生まれてくるかもしれません。