挨拶状で使えるおすすめのフォント3選!書くときのポイントも解説
挨拶状に使えるおすすめのフォントは3つあります。書体によって与える印象も大きく変わってくるため、正しく使い分けられるようになりましょう。この記事では、挨拶状に使えるフォントの紹介と併せて、気をつけたいポイントやプロに依頼することがおすすめの理由まで紹介します。
挨拶状に使えるおすすめのフォントは3つあります。書体によって与える印象も大きく変わってくるため、正しく使い分けられるようになりましょう。この記事では、挨拶状に使えるフォントの紹介と併せて、気をつけたいポイントやプロに依頼することがおすすめの理由まで紹介します。
目次
挨拶状におすすめのフォントは以下の3つです。
・優しい印象を与えたいとき「明朝体」
・カジュアルな印象にしたいとき「ゴシック体」
・失礼な印象を与えたくないとき「楷書体」
それぞれ相手との関係性やシーン別に使い分けたほうがいい印象を与えられるでしょう。覚えておくと、失礼な印象を与えなくて済むはずです。以下でそれぞれ詳しく解説します。
挨拶状におすすめといえる1つ目のフォントは、優しい印象を与えられる「明朝体」でしょう。明朝体は一般的な書体とされ、新聞や本などに用いられており、親しみやすさが特徴です。
正方形で収まる形をしており、均等に点や画が配置されています。よって文字サイズが小さくなったとしても、安定して読める書体です。目上や年配の方には親しまれる書体でしょう。
ただし真面目な雰囲気を持っている書体であるため、送る相手の年齢が若い場合やポップな印象を与えたい場合には不向きです。
2つ目は、カジュアルな印象を与えられる「ゴシック体」です。ゴシック体も見たことがある方が多く、自動車のナンバープレートや道路の標識などに用いられています。
かなり目を引く書体であるため、強調したいときによく用いられるフォントです。また、hPやブログによく使われている書体でもあります。無駄な装飾がないため、ディスプレイ表示でも誤読しにくいのです。
楽しい雰囲気を伝えたいときや、若年層に挨拶状を送付したいときにおすすめのフォントといえるでしょう。
挨拶状におすすめの、3つ目のフォントは、失礼な印象を与えたくないときに使う「楷書体」です。楷書体は、挨拶状でよく用いられるフォントとして有名で、明朝体と似てはいるものの、文字の「入り」や「抜き」、「とめ」をはっきり書いて読みやすくしている点が特徴といえます。
また、格式高い印象を与えられることが魅力の1つです。明朝体にするか、はたまたゴシック体するかで迷ったときに、あえて選ぶのも1つの手でしょう。ただし、楷書体で太字にするのは避けるべきです。かなり強調されるため、厚かましい印象を与えてしまいます。
ここからは、挨拶状で気をつけたいポイント4つを解説します。
・本文のフォントの大きさは10ポイントにする
・記書きの人名は1文字ごとにスペースを入れる
・句点は使わずスペースで対応する
・「さて 私儀」「さて 私こと」は行末から1文字空ける
上記の4つをおさえておくと、整った挨拶状を作成することが可能です。それぞれ詳しく解説していきます。
最初に気をつけたいポイントは、本文に使用するフォントの大きさを10ポイントにすることです。9ポイント以下にしてしまうと、小さすぎて読めなくなってしまいます。逆に大きすぎるのも良いとはされていないため、10ポイントで空間が空きすぎてしまう場合には、11ポイントまでで調整してみましょう。
また、1文が長くなることも避けましょう。1度書いたものはそのままにせず、必ず読み返してみます。削れる文字は削り、適切な文字サイズで読みやすい文章量になるように気をつけてください。
気をつけたいポイントの2つ目は、記書きの人名には1文字ごとにスペースを入れることです。記書きとは重要点を絞ってリスト化し、箇条書きなどで表記する手法をいいます。これには、スペースを入れることによって見栄えが良くなる効果があるのです。
よって人名を箇条書きにするときは、1文字ごとにスペースを空けるようにしてください。さらに連名にする場合は姓の始まりと終わり、名前の始まりと終わりを揃えて書くとキレイに見えます。
3つ目は、句点を使わずにスペースで対応することです。なぜ句点を入れないのか、それは明治時代以前の日本語では句点を用いておらず、スペースで対応していたことに由来しています。その名残で現在でも挨拶状は、スペースで文章の区切りを設けているのです。
とはいえ、スペースばかりだと文字続きで読みにくくなってしまうため、ときおり改行も用いていきましょう。適度に余白が生まれるため、読みやすい挨拶状に仕上がります。
またどうしても句点を使いたい場合には、相手に応じて使っても問題ありません。相手が礼儀などを気にする人ではない場合は、句点を用いてもいいでしょう。
気をつけたいポイントの4つ目は、「さて 私儀」や「さて 私こと」を行末から1文字空ける点です。
「さて 私儀」や「さて 私こと」とは、「自分のことで申し訳ないですが」という意味を表しています。へりくだった謙譲表現であるため、文末に書くことが一般的です。その理由は、相手に向かってお辞儀をしている表現が含まれているためです。行末から1文字分空けたところに記載すると、バランスが良くなります。
挨拶状でフォントや文字の配置を悩みたくないのであれば、プロに頼んでみましょう。特にラクスルの「かんたん挨拶状印刷」であれば、5分で完成できます。ラクスルがおすすめである理由は、以下の3つです。
・240種類のテンプレートが選べる
・カテゴリー別になっているので選びやすい
・注文ステップが簡単
ラクスルのテンプレートは、240種類そろっています。そのため、誰ともかぶらないオリジナリティのある挨拶状を作成できるでしょう。編集もできるため、デザインを変更して自分好みのアレンジも可能です。
またテンプレートは用途別に分かれているため、選びやすいこともポイントの1つです。「多すぎて選べない……」という問題を解決してくれます。デザインが決定したならば枚数と納期を選択して注文し、あとは支払いを行うだけです。よって手軽に利用できるでしょう。