同人誌印刷所の営業日とイベントの日程に注意
同人誌を制作する上で、必ずチェックしておきたいのが、スケジュール管理です。せっかく良い作品ができても、イベントに間に合わなければ、元も子もありません。土壇場で焦ることなく、余裕を持ってイベントに参加したいものです。本記事ではスケジュール管理における注意点をまとめております。
同人誌を制作する上で、必ずチェックしておきたいのが、スケジュール管理です。せっかく良い作品ができても、イベントに間に合わなければ、元も子もありません。土壇場で焦ることなく、余裕を持ってイベントに参加したいものです。本記事ではスケジュール管理における注意点をまとめております。
最初にしっかり確認したいのが、イベントの案内書です。案内書には、イベント当日の注意事項が整理されています。良く読んで理解することが大切です。
サークルの入場時間や、会場全体の配置図、出店ブースの位置や大きさ、当日の会場の注意点なども記されています。大事なのは搬入物の受け入れ体制やスケジュールです。同人誌を会場に搬入するには、一般的に手持ちでの搬入、宅配便での搬入、同人誌印刷所からの直接搬入などがあります。
数量が少なく、手持ちで搬入できれば問題ありませんが、紙は結構重いので、宅配便や同人誌印刷所からの直接搬入が基本になると思います。
宅配便の場合は、会場の都合で、受け入れ時間が決まっているので、それにあわせて納入する必要があります。受け入れ時間以外だと、受け取ってもらえないので、しっかり確認し、指定しましょう。
大きなイベントになると、同人誌印刷所が直接、納入してくれることもありますが、サークル名やブース番号など、必要な情報をしっかりと記入する必要があります。直接搬入の場合は会場に着けば、指定の場所やブースに直接同人誌が届けられているので、準備作業もスムーズです。
同人誌印刷所も年中無休であれば良いのですが、当然休日や営業していない日もあります。同人誌印刷所の営業日をしっかり理解して発注しましょう。
まず、大事になるのが「発注日」です。発注日を基準として、出荷日が確定します。印刷所によっては、印刷物の印刷日程によって、料金も変化することがあるので、余裕を持って発注できれば、コスト削減も可能です。
発注日を確定するためには、入金の確認と完全原稿の入稿が必要です。入金はクレジットカードや振り込み、コンビニ払いなど、業者によって選択肢が異なります。
入稿に関しては、完全原稿を原則としますが、万一修正などが発生した時には、最終原稿入稿によって、確定します。原則として、中身の修正はしてくれないので、誤字、脱字などはそのまま印刷に回る可能性があるので、しっかり確認しましょう。
また、最終入稿日が発注日とはならないこともありますので、混雑状況なども加味しながら、余裕を持って対応しましょう。
次に出荷日の確認です。出荷日は宅配便会社に委託する日で、商品が到着する日ではありません。地域によっても違うので、商品の到着や、会場への納入などを加味して、設定してください。
なお、営業日については、商品によっても差がある場合があるので、しっかり確認することが大事です。
全ての準備が整ったら、後は当日の準備です。イベント当日には、ブースの演出に使う、ポスターやチラシ、販売用の値札、卓上計算機、テーブルクロス、お釣り用の小銭、ゴミ袋なども用意しましょう。ブースの演出は売り上げにも直結しますので、色々なアイデアを試してください。
申込時にイベント主催者からサークルチケットや、当日の注意書きが届いているので、見直し、疑問があれば、主催者へ早めの確認をします。サークルチケットは入場券にもなるので、大切に保存をしておきましょう。
イベントが始まると、お客様や参加者の皆さんがブースを訪れます。感じの良い対応ができると良いですね。一般的なマナーを守って、気持ちの良い対応を心がけましょう。