データチェックはどれぐらいで終わる?冊子のスピード印刷について解説
表紙と本文で構成されている冊子。パンフレットやマニュアル本、同人誌など、ビジネスの場はもちろんのこと、プライベートのサークル活動でも作成する機会があるでしょう。今回は冊子の使用シーンや、素早く印刷し納品できる「スピード冊子」について紹介します。
表紙と本文で構成されている冊子。パンフレットやマニュアル本、同人誌など、ビジネスの場はもちろんのこと、プライベートのサークル活動でも作成する機会があるでしょう。今回は冊子の使用シーンや、素早く印刷し納品できる「スピード冊子」について紹介します。
目次
みなさんは「冊子」と聞くと、どのようなものを想像しますか?カタログや取扱説明書、パンフレットなど、イメージする冊子はそれぞれでしょう。そもそも冊子とはどのようなシーンで印刷し、使用するものなのでしょうか。
ここでは冊子とはどんなものを指すのか、どのような場面で活躍するアイテムなのか説明します。
表紙と本文からできている冊子。ひとことで冊子といっても、そのなかには「無線綴じ」と「中綴じ」の2種類があります。「無線綴じ」は糸や針を使わず、糊でまとめられたもの。そして「中綴じ」は針金を使ってまとめられたものを指します。
また冊子には、右綴じと左綴じの製品があり、用途によって使い分けがされているのをご存知ですか?一般的に「右綴じ」の冊子は、小説や漫画といった縦書きのものをまとめる際に使用されます。
反対に「左綴じ」の冊子は、カタログやパンフレットといった横書きの仕様です。普段はそこまで注目しませんが、自身で印刷する際は重要となるので、間違えないように注意しましょう。
冊子は多くの場面で利用されています。ここではビジネスやプライベート、学校関連、その他といった4場面に分けて、冊子の利用シーンをご紹介します。なかには「え、これも冊子と呼ぶの?」と、意外に思うものあるかもしれません。
ビジネスのシーンで冊子を印刷する機会としては、以下のようなものを制作するときでしょう。
・商品のカタログ
・セミナー等の資料
・就業の規則をまとめた資料
・営業マニュアル
・報告書
・組織名簿
・社内の広報誌
顧客などへ提供する「商品カタログ」や「セミナーの資料」はもちろんのこと、社内の人間だけが目にする「営業マニュアル」や「就業規則」なども冊子としてまとめられます。
プライベートで冊子を印刷する場合の例としては、以下のような場面が挙げられます。
・シナリオや台本
・写真集
・同人誌
・旅のしおり
・自分史
・旅行記
・自作の絵本
・自作の俳句集や歌集
「旅行記」や「俳句集・歌集」などのように、創作物をしっかりと残したい場合は、冊子としてまとめておくのがおすすめです。またコミックマーケットなどで販売する「同人誌」も冊子としてまとめられるでしょう。
学校(教育)に関連したシーンでも冊子は活用されています。具体的には以下のような印刷物をまとめる際、冊子が有効なようです。
・各種論文
・学会誌
・シラバス
・自作のテキストや問題集
・研究報告書
・PTA会報
・卒園、または卒業文集
・出席簿
卒業論文や博士論文、学位論文といった「各種論文」をまとめる際は、手軽に印刷できる冊子がおすすめです。また自作のテキストや問題集、卒園(または卒業)文集なども冊子の形で渡された記憶があるはず。
生徒や教師が使う印刷物だけでなく、「PTA会報」など保護者が利用する印刷物も冊子にすることで、重要な情報が1冊にまとめられます。
冊子としてまとめる情報には、他にもさまざまなものがあります。例えば以下のような印刷物です。
・マンション管理組合の報告書
・マンションの重要事項説明書
・クラブ活動の案内
住宅に関する重要書類などは、情報や種類が多くバラバラのままでは非常に不便です。そこで、冊子が役立ちます。重要事項が書かれた書類をひとまとめにしておけるので、おすすめです。
また「クラブ活動の案内」は、学校行事としての活動はもちろん、社会人サークルなども含まれます。冊子を印刷しまとめておくと、あらゆる場面で役立つでしょう。
せっかく冊子を印刷するための準備をしたのに、必要な日程に印刷物が間に合わないのでは意味がありませんよね。また冊子にまとめる資料がギリギリまで揃わないというケースもあるでしょう。
ここからは、納品までの作業を素早くおこなえる「スピード冊子」について、通常の印刷と比較して紹介します。
冊子の印刷を依頼してから印刷物が手元に届くまで、通常であればどの程度の期間が必要なのでしょうか?
冊子の印刷を依頼してから納品物が手元に届くまでには「注文手続きの確認」「納品前のサンプルチェック」「印刷」「納品」という工程が必要となります。工程ごとに必要となる期間は以下のとおりです。
注文手続きの確認から納品前のサンプルチェックまで→3〜4営業日
納品前のサンプルチェックから印刷まで→1〜2営業日
納品から納品まで→16営業日
※上記はオプション加工などをおこない、100部発注した場合の日数
白黒・カラーの選択やオプションの内容によって日数は変動しますが、最大1ヶ月かかることもあります。そのためギリギリまで資料が揃わないなど、トラブルがあった際は、難しいでしょう。
ではスピード印刷で冊子を作成した場合はどうでしょうか。ここではラクスルを例に挙げ、納品までの期間を紹介します。
99ページ以下の冊子であれば、印刷物のデータ入稿後、内容を確認し受付を確定するまでにかかる期間(通常3〜4営業日)は、およそ「4時間」です。その後、出荷日を自身で選択することができ、出荷が完了すると最短翌日には手元に印刷物が届きます。
また、スピードチェック入稿を使うと、より短時間(1時間程度)でデータチェックを完了できます。お急ぎの場合で、スピードチェック入稿に対応している場合であれば、そちらもご検討ください。
ラクスルで冊子を印刷する場合は、以下の手順で注文の手続きをおこなってください。
1.中綴じ・無線綴じ・綴じなしのいずれかを選択
2.用紙サイズなど必要事項を記入
3.受付日から何日出荷にするか選択(最短1営業日)
4.カートに入れ、出荷元や配送先、支払い方法を入力
5.データを入稿して完了
出荷までの日数を選択できるので、スケジュールに余裕がない方はラクスルで冊子を作ってはいかがでしょうか。