インターネット時代の集客モデル「AISAS」とは
これまで主流であったAIDMAの法則をインターネットの普及にともなった変化にあわせた集客モデルが必要になってきました。そこでAIDMAの「Desire」と「Memory」を「Search」に置き換え、最後に「Shere」を追加した結果うまれたのがAISASです。
これまで主流であったAIDMAの法則をインターネットの普及にともなった変化にあわせた集客モデルが必要になってきました。そこでAIDMAの「Desire」と「Memory」を「Search」に置き換え、最後に「Shere」を追加した結果うまれたのがAISASです。
AISASにおける「Search」は興味を持ったものに対して検索する段階です。Googleを使った検索や、食べログや価格.comなどでの情報収集がこれにあたります。最近ではソーシャルメディアを利用した検索を行っている人もいるようです。「検索」が日常になったことで消費者の購買行動プロセスに大きな変化が見られるようになりました。
これまでの消費者の購買行動からの最大の変化は「買ったらそこで終わり」ではないということです。自分の購入したものや受けたサービスをSNSや口コミサイトで紹介し、情報共有するようになったのです。共有された情報は他の誰かの「Search」につながっていきます。ブログなどで商品の紹介を行うのも「Share」行動のひとつです。
AISASが登場して10年以上が経過し「Attention」が難しくなっています。どれだけ声高に「これいいですよ」とマスメディアで取り上げても効果が出ません。そのように現状に合わなくなってきているAISASモデルに、情報拡散の流れを加えたDual AISASが開発され注目されています。
日々刻々と変化していくインターネット時代。マーケティングの考え方も常に変わっていくことが求められます。ただし、基本にあるAISASの考え方を身につけることでその応用が可能になります。まずはAISASをしっかり理解しておきましょう。