チラシで反響を出すために重要なこととは?
チラシを配る上で気になるのは反響が出るかどうかですよね。ですがなかなか反響を出せる方法が分からず日々試行錯誤している方も多いと思います。今回の集客講座では、反響に影響を与える項目ごとにそれぞれで重要な考え方、押さえるべきポイントをまとめています。少し長いですが集客にお悩みの方はぜひ最後までお読みください。
チラシを配る上で気になるのは反響が出るかどうかですよね。ですがなかなか反響を出せる方法が分からず日々試行錯誤している方も多いと思います。今回の集客講座では、反響に影響を与える項目ごとにそれぞれで重要な考え方、押さえるべきポイントをまとめています。少し長いですが集客にお悩みの方はぜひ最後までお読みください。
目次
いつ配布するかによって反響に大きく違いが出ます。例えば、イベント集客の場合、予定が埋まっていないタイミングが望ましいです。1週間前だと既に予定が埋まっている場合が多く、逆に1ヶ月前だと「しばらく先だから、後で考えよう」となってしまいますので2週間前くらいがちょうど良いです。
セール告知の場合、例えば日用品ならセール当日に見てもらえるかどうかが重要です。逆に宝飾品や衣料品など、週末などに来店が偏る店舗の場合は事前に告知をすることが重要になります。
このように、実際に来て欲しい日に予定を入れてもらえるタイミングはいつか?を考えることが大切です。
ここではポスティングする場合を考えてみましょう。一番効果的なのはお店の方が直接配布する場合で、お店の宣伝を自然とできるので通常のポスティングより効果的にできます。また、配布することよりも届けることを目的に配布するので、お客様のことをイメージしながら配布できます。また、1枚1枚配布するのでまとめて配布される場合に比べて見てもらいやすいと言えるでしょう。
その反面、1枚当たりのコストは時給で考えると割高です。コストを多少掛けてでも、反響を得たい場合は自社のスタッフで配布するのが良いでしょう。ですが1日かけて配っても、せいぜい500枚程度が限界です。8時間×時給1000円だとすると、1枚あたり16円もかかってしまいます。
ポスティング会社に頼んだ場合、基本的に配布は他の会社のチラシと一緒に配布されます。そのため、自社のスタッフにチラシを配布してもらうよりも割安になることが多いです。例えば東京23区ですと1枚あたり約4円で配布できます。
配布する場所は基本的にはお店の周辺が基本です。しかし、アルバイトの求人募集や商圏の広いビジネスを営まれている方は工夫が必要です。この場合はいま働いている方やお客様がどこに住んでいるかが参考になります。
アルバイトの方は家のすぐ近くというのは知り合いにも会いやすいので避ける傾向にあります。そのため最寄り駅の沿線沿いが多くなります。駐車場があるのであれば、車で20分程度のエリアといったところでしょうか。
このような考え方でどこへ配布するのが効果的か考えてみてください。
もっとも効果に影響すると思われるのが、「何を配布するか?」です。デザインを変えるだけで、反響が数倍になったという事例や求人も内容を変えずにデザインを変えたら応募が殺到したなどの事例があります。デザインはそれだけ重要です。
また配布物についてですが、配布物の工夫の仕方には主に3つの方法があります。
1つ目は他と違う見た目にして目立たせることです。A4をB4にしたり、A4をA3になどちょっと大きさを変えるくらいではあまり変わりません。目立つためには、圧倒的に他と違う必要があります。
2つ目は顧客の利便性を上げる目的で返信用やFAX用などにすることです。魅力的な商品であっても電話や来店はハードルが高いので、顧客がアクションしやすくなるように工夫するのは非常に有効です。
3つ目は通販会社が良くやる手法ですが、カタログを配ることです。カタログはコストもかかるので非効率になる場合もありますが、情報量が多いためそれ以上に反響を出せる可能性もあるのでぜひ試してみましょう。
認知のためなのか、集客のためなのかで大きく変わるのは主に紙面の内容です。
例えば、新装開店の告知のように認知が目的の場合なら、まず店名と内容を知ってもらう必要があるので、どんなお店なのか?(例:パンケーキのお店)どんな店名なのか?(例:フランボワーズ)という情報をメインに大きく記載する必要があります。
集客が目的の場合はお店の魅力であったり、セール情報などを大きく記載するのがベターでしょう。
まず、ポスティングは個人宅のポストに配布するので、お店の近くなど近隣に配ります。折込と異なりすべての世帯にアプローチできるのが特徴です。
新聞折込は新聞を取っている人にアプローチできます。また、新聞によって購読者が違っているのでそちらも意識するとより効果が出やすいでしょう。売りたい商材が誰にとって魅力的に思われるのかを考えると選びやすいです。
ダイレクトメールを送るには住所など個人情報を取得しなければいけません。外部から手に入れるか、既存顧客から取得するかの2択です。既存顧客の場合は、一度購入いただいているので説明が少なくてすみますし、非常に高い効果が見込めます。
街頭配布で気をつけないといけないのは、警察に許可証を取る必要がある点です。そのため、気軽に実施しにくいのが難点です。
価格と効果を鑑みて配布方法を選ぶのが良いと思います。全部試してみて、一番良いものを続けるのがおススメです。
基本的には予算に合わせて配布すると思いますが、新規獲得はコストがかかるものです。新装開店の時などは大きく広告予算を使うことをおススメします。
また、ラクスルでは部数によって1部あたりの価格が下がりますので、実は4800部よりも、5200部の方が安いなんてこともあります。
世の中、ボリュームディスカウントという言葉があるくらいなので、少なめで考えるのではなく、多めで見て価格を確認することが重要です。
いかがでしたでしょうか。反響を出すのに重要な項目は非常に多いですが、ふだんここまで意識することは少ないのではないかと思います。 集客はすべての会社の課題なので、一度やって終わりではなくこういった複数の項目を意識しながら少しずつ改善していくことが大切です。