デザイナー直伝!集客UPにつながる配色アイデア帳 ~目的別編~
皆さんはチラシを作る際に、ターゲット層だったり、売り物をどう見せたいか考えるのではないでしょうか。キャッチコピーを考えたり、写真を使ったりはもちろん大切ですが、 配色によってその効果を出せるって知っていました?そこで今回は目的別にチラシの効果を後押しする配色技術をお伝えします!
皆さんはチラシを作る際に、ターゲット層だったり、売り物をどう見せたいか考えるのではないでしょうか。キャッチコピーを考えたり、写真を使ったりはもちろん大切ですが、 配色によってその効果を出せるって知っていました?そこで今回は目的別にチラシの効果を後押しする配色技術をお伝えします!
目次
落ち着いた品のある印象の配色は明度が低く、彩度が中間のトーンを使います。赤系の場合、明度差のある、彩度の低い色を使うと効果的。青などの寒色系を中心とする場合は寒色系の色は彩度を高くし、組み合わせる色の明度を低くすると効果的です。
T層(13歳~19歳の男女)やF1層(20歳~34歳の女性)に向けたチラシ作りに活かせる配色になります。
彩度、明度の高い暖色系中心の配色になります。赤、ピンク系統の色を加えると可愛らしい印象にも。
飲食関係の方は押さえておくと役にたつかと思います。食品を美味しそう、新鮮そうに見せる配色です。
美味しさの表現には暖色を中心とした彩度の低い明るいトーンの配色が効果的です。また、緑みの青や、黄緑の配色は食品を新鮮に見せてくれます。
躍動感があり、爽やかな印象をつける為の配色になります。コントラストの強い青と白を中心とした配色の他に、赤や黄色を使うのにも効果的です。スポーツ関係の内容以外にも、健康的な印象を付けたいときに使える配色です。
むらさきやオレンジ色の色相は彩度を高く、その他の色彩は彩度を低く。画像のような色を使って彩度差のある配色にすると「和」を感じさせられる配色になります。
季節に合わせた配色を知っておくと月々のイベントにとても便利です。今回は春夏秋冬に合わせたチラシ例を作製してみましたので、参考にしてみてください。
・春
暖かい日差しを連想させる黄色系や桜や新芽などの淡いピンク・黄緑。そこに青を加えると初夏の印象になります。
・夏
全体的にコントラストを高く配色しましょう。 特に真っ青な空とくもの白さを組み合わせると印象が強くなります。
・秋
紅葉や収穫シーズンなど、秋は自然が見せる色合いが豊富です。 それらの色の彩度差の大きい配色が秋を感じさせるのに効果的です。
・冬
冷たさを感じる寒色系の色を中心にグレイッシュなトーンを組み合わせましょう。 類似する明度でまとめると冬らしい印象に。
今回は、目的に合わせた配色をご紹介させて頂きました!色の使い方によって、チラシの見え方は大きく変わります。
「誰に見せたいか」「何を見せたいか」「どう思われたいか」など、チラシを配布する意味を考えなら今回と前回の配色パターンを参考にしてみてください。