展示会来場者の関心を一瞬で惹きつける展示パネルの作り方
展示会で多くの来場者にブースに訪問してもらうために重要なのは展示パネルの工夫。配置やキャッチコピーが効果的であれば、自然と人の流れをあなたのブースへと導くことができるでしょう。
この記事では「思わずブースに立ち寄ってしまいたくなる展示パネル」を作るポイントを説明していきます。
展示会で多くの来場者にブースに訪問してもらうために重要なのは展示パネルの工夫。配置やキャッチコピーが効果的であれば、自然と人の流れをあなたのブースへと導くことができるでしょう。
この記事では「思わずブースに立ち寄ってしまいたくなる展示パネル」を作るポイントを説明していきます。
自慢の製品やサービスを発表する場である展示会。こだわって作り上げてきたものなので、展示スペースも納得のいくカッコ良いものにしたいと思うかもしれません。
しかし、見栄えだけにこだわるのはおすすめしません。見栄えが良い展示パネル=効果的な展示パネルではないのです。
また、パネルには目的によって下記の3種類があり、それぞれの目的に沿ったデザインにする必要があります。
・来場者の関心を引くための展示パネル
・製品やサービスの説明用展示パネル
・商談ブースを装飾するための展示パネル
この中でも特に重要なのは「来場者の関心を引くための展示パネル」。まず興味を持ってもらわなければ、ブースに訪れてもらうことも、商談に発展することもないからです。
それでは、どのようなポイントに気をつけて展示パネルを作成すると、アイキャッチーになるのでしょうか。下記でそのポイントをあげていきます。
・数メートル離れた場所からでも見える文字にする
小さな字や薄い色で書かれた文字を遠くから確認することは困難。遠くからでも一目でメッセージが伝わるようなフォントの大きさや色を選びましょう。
・展示パネルのベースの色をブースの色と同じにしない
展示パネルとブースの色が揃っていると、展示パネルの存在感はなくなります。例えば黒で統一されたブースの前に黒の展示パネルを置いても、同化してしまいアピール力が半減します。
赤系には緑や紺色系、オレンジ系には青緑系や紫系など反対色を使用すると展示パネルを引き立たせることができます。
・画像やイラストも活用する
キャッチコピーも大切ですが、人の関心をひくためには画像やイラストも効果的。
文字ばかりになると人は一瞬では情報を整理できなくなります。そのため、画像やイラストで直感的に理解できるように工夫することが有効なのです。
・展示パネルに照明を当てる
近くだと明るく見える展示パネルでも数メートル離れると暗く感じることも。遠くからでもはっきり文字や画像が確認できるようにするには照明を使用することがおすすめです。
照明と言ってもネオンのような派手な照明は一般的にはおすすめしません。色とりどりの光で逆に展示パネルのメッセージが読み取りにくくなるからです。
照明はシンプルなスポットライトを使用しましょう。
来場者に伝えたいことはたくさんあると思いますが、キャッチコピーは簡潔で分かりやすいものでなければいけません。
来場者はたくさんのブースを見て回らなければいけないため、長々と説明を読んでからブースに入るか決める時間はないのです。
特に「サービスや商品を使用するメリット」をキャッチコピーに織り込むのが効果的。しかし、ただ「効率的」、「高品質」などの言葉だけでアピールするのはNGです。
何がどう効果的なのか、どういう点がどういう理由で高品質と言えるのか、具体的なメリットをシンプルな言葉で伝えるようにしましょう。
展示会場で来場者を魅了する展示パネルの作り方を解説しましたが、いかがでしたか?
展示パネルの作成は簡単なようで、いくつものポイントを押さえなければいけないことが分かったと思います。
この記事でお伝えしたポイントを参考にして、次の展示会向けに新たに展示パネルを作成してみませんか?