自社封筒を作るメリット
自社封筒を作ることは、郵便物で他社との差別化を図るという意味で非常に大きな意味をもちます。封筒は会社を代表するものなので(特に郵送でのやりとりが多い会社は)名刺と同じくらい信頼を左右するツールになります。
会社のブランディングや信頼感につながるだけでなく、予め記入事項を封筒に印字しておくことで業務効率化にも役立ちます。
封筒のサイズを選ぶ
ビジネスシーンでよく見る封筒で、知っておきたい封筒は主に次の3種類の大きさがあります。
角2封筒
A4用紙がそのまま入るサイズです。折り目をつけたくない書類や厚手のカタログやパンフレットの送付にはこのサイズの封筒を利用します。
長3封筒
A4用紙を3つ折りにすると入るサイズの、縦長の封筒です。一般的に、最もよく使われている封筒でもあります。
洋長3封筒
A4用紙を3つ折りにすると入るサイズの、横長の封筒です。DM(ダイレクトメール)の送付によく用いられます。
窓付き封筒
窓付き封筒は、DMや納品書、請求書などの伝票を大量に送る際によく利用されます。中身の書類に宛先を書いておけば封筒自体に手書きしたりラベルを貼ったりする手間を省くことができます。
さらに、封筒と中の書類を入れ違えて他人の書類を送ってしまう、というミスを防ぐことができるという観点でも、窓付き封筒は長けています。長3封筒には左下に縦の、洋長3封筒には左上に横の窓をつけることができます。
封筒のカラーを選ぶ
ラクスルなら、次の中から封筒のカラーを選ぶことができます。
一般的な封筒
白色紙、クラフト紙(茶封筒と呼ばれるもの)、白色透け防止加工紙 (計3種類)
濃色系のカラー封筒
スカイ・ミズイロ・ブルー・ウグイス・クリーム・グレー (計6色)
淡色系のカラー封筒
ブルー・アクア・グリーン・ウグイス・クリーム・ピンク・グレー (計7色)
封筒の色は、できるだけ企業のイメージカラーにあったものを選びましょう。封筒にカラー印刷を施す場合は、あえて白色系の封筒を選んでプリントの色が映えるようにするという考え方もあります。
また、封筒はシーンによって使い分けも必要です。請求書等の機密書類や重要書類をやりとりするとき、透けている封筒で郵送してきたらどう思うでしょうか?相手に悪気がなくとも、きっと「信頼がおけない会社なのかもしれない」と疑いたくなるでしょう。
封筒ひとつで企業価値をさげないため、機密書類や重要書類は、内側に「内地紋」と呼ばれる模様がついた特殊な封筒に入れて送るようにしましょう。
封筒をデザインする
送る書類が変われば、使う封筒の大きさ(種類)も変わります。そのため、通常自社封筒をデザインするときは複数の大きさの封筒をオーダーします。
最低でも、よく使われる長3封筒と角2封筒はオフィスにストックがあった方が安心です。デザインも大きさによって調整をする必要がありますが、同じデザインにしてもいいし、全く別のデザインにしてもいいでしょう。
しかし、大切なのは、封筒の使用目的をしっかりとイメージしながらデザインすることです。例えば、送るものはどんなものか、その分量やサイズはどれくらいか、受取人に求める行動などを考えます。
例えば、DMは未開封のまま破棄されてしまうこともよくあるので、まずは受取人には開封して欲しいと思うわけです。そこで、「興味が沸くようなキャッチフレーズを封筒に記載する」「サービス券を同封し、表面に記載する」「ハサミを使わずに開けられるようにミシン目加工が施されたものにする」といった工夫によって、できるだけ受け取ったその場で開封してもらえるようにするためにはどうすればよいか考えます。
汎用性の高い封筒を作る際には、それなりに汎用性の高いデザインにするべきですが、特定の用途や目的がある場合は、このような工夫が求められます。
また、この他にもデザインをする際の注意点を挙げておきます。
・企業ロゴやロゴマークは必ず入れましょう。
どこの会社からの郵便物なのか、ひと目でわかるようにロゴは入れるべきです。
・企業情報(会社名、住所、HP、FAX/電話番号等)を記載しましょう。
企業情報を郵送物に印刷しておかないと、ゴム印で印字したり手書きで書き込んだりと手間が増えてしまいます。
・デザインをするときは、余白に注意しましょう。
印刷できる範囲は限られています。天地左右10mmは余白を空けてデザインしましょう。またベロ部分と裏面、窓の周囲7.5mmには印刷をすることはできません。
さいごに
ラクスルでは、オリジナル封筒を作成する際、「データで入稿」する方法と「デザインテンプレートから作成」する方法があります。データで入稿すると自由度の高いデザインができ、デザインテンプレートで作成すると、サイト上で簡単にデザインデータを作ることができます。
オリジナル封筒を作って、他の会社と一歩差をつけてみませんか?