差別化できる?売上アップにつながる手書きを活用しよう!
「チラシを差別化するには手書きがいいよ」こんなアドバイス受けたことがありますよね。あなた自身も手書きのチラシだとちょっと気になって手にしたことあると思います。でも実際のところ手書きチラシは売上アップにつながるのでしょうか? ただ手書きしただけでは効果が出なさそうなことはなんとなく想像できると思います。売上アップにつながるための手書きチラシの作成方法について説明します。
「チラシを差別化するには手書きがいいよ」こんなアドバイス受けたことがありますよね。あなた自身も手書きのチラシだとちょっと気になって手にしたことあると思います。でも実際のところ手書きチラシは売上アップにつながるのでしょうか? ただ手書きしただけでは効果が出なさそうなことはなんとなく想像できると思います。売上アップにつながるための手書きチラシの作成方法について説明します。
手書きチラシが万能でないことは世の中のチラシにおいて手書きチラシが少数派であることから理解できると思います。手書きチラシにはメリットもあればデメリットもあります。まずはそのメリットとデメリットについて学びましょう。
最大のメリットはなんと言っても注目されやすいということです。パソコンで作ったどこにでもあるようなチラシと、手描きのチラシがまったく同じ内容で並んでいたら目を引くのは間違いなく珍しくて目立つ手書きのチラシです。
チラシそのものの持つ暖かさも手描きならではのものがあります。パソコンで作られたキレイなチラシはどこか機械的で想いを伝えるのに不向きです。同じ言葉を書いてもプリントアウトされた文字よりも手書きのほうが圧倒的に気持ちが伝わります。お客さまとの距離を縮めることができるのが手書きチラシのメリットです。
手書きチラシのデメリットは読みにくいことです。注目をさせるために意図的に崩した文字で書いているチラシもあります。手に取ってもらうという第一関門を突破しても読みにくいということで、結局最後まで読まれずに捨てられるチラシは決して少なくありません。
読みにくさが手書きチラシの味になるなんて言いますが、絶対にありえません。読みにくさは100%デメリットだと考えてください。
長文を量産することができないのも手書きチラシのデメリットです。長い長い文章を書いた末に取り返しの付かない誤字をしてしまうことありますよね。修正液で直せないようなミスの場合は書き直しが必要になります。手書きチラシはいかにして長文を使わないで伝えたい事を伝えるかが重要になります。
あなたのお店や会社のお客さまの客層が真面目てハイクラスな人たちであれば手書きはお客さまの心には響くことはほとんどありません。そういう人たちは「きちんとしたもの」を信頼するからです。
手書きチラシやポップが心を動かすどころか「手書きなんて手抜きだ」と感じたり自分を軽く見られていると受け取る人もいるでしょう。手書きが逆効果になる客層というのがあります。
プラダやシャネルの手書きのチラシやポップを使っていたらあなたはどう感じますか?おそらくほとんどの人が違和感を感じると思います。商売として大衆性を出したいのでなければ手書きチラシやポップは使用しないほうが無難です。
逆に「みんなのお店」というような誰にでも使ってもらいたいお店の場合、手書きは最大限の力を発揮してくれます。お客さまが手書きのチラシやポップによって身近に感じてくれることで来店しやすくなります。
手書きはどんな客層にもウケるものではないということを正しく理解しておきましょう。大切なお客さまを失ってしまうことになりかねないので注意が必要です。
すべての手書きチラシやポップに効果があるわけではないのは、お客様がそろそろ手書きに慣れてきたからです。「また手書きか」というように手書きだけでは注目される要素ではなくなりつつあるのです。世の中には本当に手書きが溢れているので当然の結果でしょう。
それでもやはり手書きに効果がないわけではありません。依然として売上アップにつながっている手書きチラシやポップがあります。それは「もうひと工夫」しているチラシやポップです。たとえばチラシの中にイラストを加えます。写真を貼るのもいいですね。
手書きの伝わりにくさをイラストや写真で補うことで他のチラシや広告との差別化ができるようになります。ただしこのイラストや写真を追加するという「もうひと工夫」が本当に手間で、ほとんどのお店がやりたがないことのひとつです。
他社がやらないのであればそこに個性を出すチャンスがあります。手書きだけでは個性的ではない時代だからこそ、さらに先を行くものを作らなくてはいけません。
手書きのチラシやポップは差別化を行う基本中の基本です。ただその差別化には時間と手間がかかってしまいます。センスも経験もない人がいきなり取り組むにはそれなりに高いハードルが用意されているのです。
それでも取り組む価値があるのはやはり確かな結果があるからでしょう。費用対効果と言い始めると算出するのは非常に難しいですが、正しく作られた手書きのもの(チラシ、ポップ、メニューなど)が多ければ多いほどそのお店のファンは増えていきます。
手間がかかるという理由だけで取り組まないのは販売の可能性を放棄しているようなものだと思ってまずはできることから取り組んでみてはいかがでしょう。