ビジネス年賀状でおさえておきたい3つのポイント
プライベートではメールなどで済ましてしまうことも多くなった新年の挨拶ですが、ビジネスではまだまだ年賀状が主流です。手にとってもらえるということはもちろんですが、手書きのメッセージを書き込めるのが良いところですよね。今回の特集では、より気持ちの伝わるものにするためにビジネス年賀状でおさえておきたい3つのポイントをご紹介します。
プライベートではメールなどで済ましてしまうことも多くなった新年の挨拶ですが、ビジネスではまだまだ年賀状が主流です。手にとってもらえるということはもちろんですが、手書きのメッセージを書き込めるのが良いところですよね。今回の特集では、より気持ちの伝わるものにするためにビジネス年賀状でおさえておきたい3つのポイントをご紹介します。
一般的に慶事(お祝いごと)において「忌み言葉」は使用しないこととされています。
忌み言葉とは、不吉なことを連想させるもので、「去る」「別れる」「失う」などが代表例として挙げられます。
特に気をつけたいのが、「去年」という言葉、「去る」という感じが入っているため、年賀状では使わないようにしましょう。文中で前年の事柄やお礼について記載する際は「旧年」「昨年」という言葉を利用してください。
年賀状に欠かせない賀詞(=祝いのことば)。「謹賀新年」「迎春」「あけましておめでとうございます」などたくさんの種類があって、どれを使えばよいのか迷ってしまいますよね。ビジネスで使う際は、「謹」=「謹んで」や「恭」=「うやうやしく」などの相手への敬意を表す語の入った4文字のものを使うのが基本とされています。
一方、「迎春」などは「新年を迎えました」という事実を表すにとどまり、カジュアルな印象を与えてしまいます。4文字の賀詞のほか、「あけましておめでとうございます」など文章の賀詞も相手を選ばず利用できるのでおすすめです。
年賀状で意外とやってしまいがちなミスの1つがあて先やあて名の間違いです。普段から取引先やお客さまリストの情報更新をまめにしておきましょう。特に、10月や12月は人事異動も盛んなため、相手の方の部署や役職の変更に気をつける必要があります。
敬称は個人宛であれば「~様」、会社や部署宛であれば「~御中」を用いるのが一般的です。個人宛に送るときに1点注意したいのが役職名です。「部長」などの役職名をあて名に加える場合は、「○○株式会社 楽刷 太郎 部長様」としないようにしましょう。「○○株式会社 △△部 部長 楽刷 太郎 様」とするのが正解です。