不動産パンフレットはこう作ろう!契約に結びつけるコツを紹介
不動産業界にとってパンフレットは、契約の決め手ともなる重要な販促ツール。販促ツールに工夫を凝らすかどうかで、売上が大きく変わる業界でもあります。不動産業界にとって、会社のコンセプトや物件の良さが顧客に伝わるようなパンフレットを作ることは必須なのです。今回は、不動産業界の方が作るべきパンフレットや、その作り方について解説します。
目次
そもそもパンフレットを作る理由とは？
そもそも、パンフレットは何のために用意するものなのでしょうか。顧客にとって良い1冊を作成するためには、パンフレットを作ることの意味を理解しておかなければなりません。ただの「飾り」となってしまわないよう、パンフレットを作成する理由を「説得力アップ」と「ターゲットの明確化」といった2つに分けて解説します。
顧客への説得力アップ
パンフレットを作成して配布する理由としては、まず顧客への説得力をアップさせることが挙げられます。顧客との交渉や相談の際にいくら口頭で細かく説明しても、あまり説得力がありません。しかしパンフレットを広げ、根拠を明確にしながら説明することで言葉の説得力はグッと増します。
また、パンフレットがあれば長々とした説明が不要です。そのぶん顧客には、パンフレットの補足情報を伝えることができるでしょう。
ターゲットの明確化ができる
パンフレットを通して、自社がターゲットとしている層を明確にもできます。ひとことで不動産会社といっても、その強みは会社ごとにさまざまです。賃貸か分譲か、マンションなのか戸建てなのかによって、ターゲットとなる年齢層や家族構成は大きく異なります。
ターゲットが曖昧であれば、顧客はパンフレットの内容を「自身と関係のあること」として受け取ることができません。ターゲットを明確にしたパンフレットを用いることで、顧客に対して「あなたにおすすめの物件です」と伝えることができるでしょう。
効果的な不動産パンフレットを作る3つのコツ
パンフレットは、「ただ作る」だけだと十分な効果を発揮できません。販促ツールとして機能するパンフレットを作成するには、いくつかのコツをおさえておく必要があります。不動産業界で効果的なパンフレットを作成するには、「コンセプトを明確にすること」と「地域の魅力を伝えること」、「顧客の疑問を解消すること」の3点をおさえておきましょう。
1.コンセプトを明確にする
パンフレットを作る際は、会社のコンセプトが顧客へしっかりと伝わる1冊に仕上げる必要があります。物件のデザインテイストがストレートに伝わるものにしましょう。そのために注意すべきなのは、ページのレイアウトです。顧客の目に止まりやすい写真などは、特にコンセプトが分かりやすいものを選ぶとよいでしょう。
また写真の配置や説明文とのバランス、設備紹介を挿入する位置などを工夫することも重要です。顧客が得たい情報をストレスなく入手できるパンフレットにしてください。
2.地域全体の魅力も伝える
当たり前のことですが、契約者はその物件に住んで生活していきます。顧客にとっては物件自体の良し悪しも重要ですが、これから暮らしていく地域も判断材料として大きな割合を占めるでしょう。
物件の近所には何があるのか、どのような人にとって住みやすいエリアなのか、自治体からの支援にはどのようなものがあるのかなどが判断材料になり得ます。物件のある地域に引っ越すとどのような暮らしが待っているのか、パンフレットを通して伝えることができるとよいでしょう。
3.顧客の疑問にはパンフレットで答える
不動産会社から一方的に情報を伝えるだけのパンフレットでは、販促ツールとして不十分です。顧客の疑問にも答えることができるパンフレットにすることで、販促ツールとしての信用性が高まるでしょう。
不動産業界が売っているものは土地や住宅です。大きな決断をして購入する商品である以上、購入する顧客はさまざまな疑問点を持ちます。よくありがちな疑問にはあらかじめパンフレットに回答を記載しておきましょう。そうすると顧客はさらに細かな質問ができるため、やり取りがより一層有意義なものになるはずです。
不動産の会社案内用パンフレットの作り方
ここまでの内容で、物件紹介を目的としたパンフレットの作り方についてはお分かりいただけたでしょう。しかし、顧客からより深い信頼を得るためには「会社案内」のパンフレットも必要です。
企業として顧客に信用され、安心して契約してもらえるパンフレットを作成するには、どのような内容を伝えればよいのでしょうか。以下で説明します。
会社の特徴をアピールしよう
顧客に「信用できる会社だ」と感じてもらうためには、どんな会社であるのかを知ってもらうことが第一歩です。しっかりと「会社の特徴」が伝わるパンフレットを作成しましょう。
過去の実績や業歴、どんな社員が所属しているのかなどは、すべて会社を知るうえで重要となる要素です。加えて会社の得意ジャンルも記載しておきましょう。その際も実績などが詳しく書かれていると、顧客も安心して問い合わせができます。
企業理念も明記しよう
顧客にどんな企業なのか伝えるためには、「企業理念」も説明する必要があるでしょう。顧客に対して何を与えたいのか、何を目標としているのかなども企業を判断する貴重な材料です。社長や社員の誠実さをアピールすることも、企業全体の信用度を上げるために効果的といえます。
いずれの内容を記載する場合も、できるだけ具体的に説明することが大切です。根拠などに乏しい企業理念は、かえって顧客に不信感を抱かせる可能性もあるため注意してください。
ラクスルでパンフレットを作成する手順
不動産パンフレットを作成する場合、おすすめなのがラクスルです。パンフレットの仕様やサイズなども細かく設定できるうえ、24時間いつでも問い合わせを受付けています。また、依頼までの操作が手軽なこともおすすめする理由です。
ラクスルでパンフレットを作成する方法を以下で簡単に解説します。ぜひ自社のパンフレットを作成する際の参考にしてください。
1.「ラクスル」トップページより商品を選択
2.テンプレートを選択
3.ワードやパワーポイントを用いてデータを作成
4.パンフレットの仕様やページ数を選択
5.データを入稿して完了
