のぼり旗の風対策4つと起こり得るリスクについて徹底解説!
のぼり旗とは、集客やイベントの販促に用いられる宣伝用の旗です。設置するのはいいですが、風対策をしないとトラブルになるリスクがあります。そこでこの記事では、のぼり旗の風対策をしないままでいるリスクや、風対策の方法までを細かく解説します。
のぼり旗とは、集客やイベントの販促に用いられる宣伝用の旗です。設置するのはいいですが、風対策をしないとトラブルになるリスクがあります。そこでこの記事では、のぼり旗の風対策をしないままでいるリスクや、風対策の方法までを細かく解説します。
目次
冒頭でも紹介したとおり、のぼり旗とは集客やイベントの販促に用いられる宣伝用の旗のことです。昔からあるPRの手法として、全国で用いられています。のぼり旗の起源は平安時代で、武士たちが自軍と敵軍を見分けるために使ったのが始まりです。
のぼり旗は設置が簡単で、低コストで導入できるメリットがあります。ラクスルでは、のぼり旗の注文を承っており、特徴は以下の3つです。
・豊富なデザインから選べる
・オプションで付属品を購入できる
・ヒートカット加工を施してくれる
ラクスルでは、豊富な無料デザインからのぼり旗を作成できます。テンプレートを元に自分好みに編集できるため、オリジナルの旗の作成も可能です。
また、オプションでポールや注水台も購入できます。別々で購入する必要がないため、設置までの手間がかかりにくいでしょう。ヒートカット加工を施すことで、ほつれにくくなるメリットもあります。
ここからは、のぼり旗の風対策をしないと起こるリスク3つを解説します。リスクは以下の3つです。
・宣伝効果が半減する
・転倒してケガなどのトラブルにつながる
・折れたポールが道路に転がる
リスクを知っていれば、正しく対処できます。以下で解説している内容から、風対策のヒントが得られるようにしっかり学んでいきましょう。
1つ目の起こりうるリスクは、宣伝効果が半減することです。風対策をしないと、のぼり旗が強風にあおられてしまい、ポールに巻き付いたり巻き上がったりするでしょう。
巻き付きとは、ポールに旗がぐるぐる巻きになった状態を指します。巻き上がりとは、強風にあおられてしまい、上部にめくれ上がった状態になることです。いずれにせよ、そのままにしておくとデザインや文字が通行人に認知されることはありません。
設置した意味もなくなってしまうため、しっかりと対策する必要があります。
2つ目に起こりうるリスクは、転倒してケガなどのトラブルにつながることです。のぼり旗は1本のポールで立っているため、かなり転倒しやすいといえます。道路に面している箇所にのぼり旗を設置している場合、強風にあおられて道路側に倒れる危険性さえあるのです。
倒れるだけならまだしも、人通りが多い場所では倒れたポールが通行人に当たるリスクもあるでしょう。倒れたまま放置されていると見栄えが悪く、いい印象を与えません。トラブルへの発展を防げるように対策しましょう。
3つ目に起こりうるリスクは、折れたポールが道路に転がることです。強風が吹いた場合、のぼり旗のポールが折れてしまうことが多くあります。のぼり旗は、土台が重いのに対してポールの上部が軽くできているため、折れるとどんどん遠くに吹き飛ばされてしまうのです。
最悪の場合、道路の中央に放置されてしまうことにもなるでしょう。そのポールが原因で交通事故を引き起こすリスクも考えられます。そのためしっかり対策を施し、ポールが折れないようにすべきなのです。
ここからは、以下に示すのぼり旗の風対策方法4つを解説します。
・巻き上がり防止グッズを使う
・巻き上がり防止効果のある加工をする
・のぼり旗の土台を重くする
・風の強い日は屋内に移動させる
4つの対策を施すことで宣伝効果を十分に発揮でき、トラブルに発展するリスクを抑えられます。以下をそれぞれ参考にしつつ、自身に合った風対策を講じてみてください。
1つ目の対策は、巻き上がり防止グッズを使うことです。巻き上がり防止グッズは、複数販売されています。そのため、特徴を比較して自分が使いやすい物を見つけることが重要です。
以下に代表的なグッズを紹介します。
くるナビ:ポールと紐の部分に通して巻き上がりを防止
サンドチッチ:のぼり旗の下部に設置し、重みで巻き上がりを防止
カラマナイ:のぼり旗の紐部分にぶら下げる重りで、重さで巻き上がりを防止
設置が簡単なグッズばかりです。のぼり旗の巻き上がりに困っている方は、購入してみてはいかがでしょうか。
2つ目の対策は、巻き上がり防止効果のある加工を施すことです。巻き上がりにくくなる加工方法には「棒袋縫い」があります。棒袋縫いとは、ポールを通す部分を筒状に縫う加工のことです。
棒袋縫いを行うことで、風の影響を受けにくくなり、巻き上がりを防止できます。結果的に宣伝効果も維持できるでしょう。また棒袋縫いは、ポールに通しやすいメリットもあります。
今からのぼり旗を注文する方には、こちらの加工を行うことをおすすめします。
のぼり旗を転倒させない対策として、のぼり旗の土台を重くする方法が挙げられます。特におすすめの土台は給水式のものです。給水式の土台は、水を入れることで重みを出し、ポールが倒れるのを防止します。
給水式のメリットは、持ち運びが楽なことです。移動させるときは水を抜いて運び、設置するときに水を入れれば、重みのある土台に早変わりします。砂を入れるとさらに重さを増やすことも可能です。
できるだけ重い土台を用いて、のぼり旗が倒れないようにしましょう。
のぼり旗を転倒させない、あるいは折れてしまわないための対策として、風の強い日には室内に移動させることも有効です。そもそも風が吹いていなければ、のぼり旗が倒れるリスクはありません。室内では風がしのげるため、転倒のリスクがなくなります。
ちなみにのぼり旗が倒れてしまう風速は、おおよそ14m/s以上とされており、この数値は強風注意報が出るくらいの強い数値です。そのため、強風注意報が発令されたときには速やかにのぼり旗を撤去し、歩行者や周辺住民に迷惑がかからないように努めましょう。