少しの工夫でコストダウン!印刷費用を安く済ませるためには
印刷技術の向上や生産工程の見直しなどにより、印刷物の価格は以前と比べ、かなり安価になってきております。しかし、もう少し安く済ませる方法がないものか、検討している方も多いのではないでしょうか。値引き交渉をするのが難しい場合でも、印刷の仕様を工夫することで印刷費用を安く済ませることができるので、方法を紹介したいと思います。
1.カラー印刷からモノクロ印刷に変更する
一般的に、印刷物はカラーよりもモノクロの方が安い場合が多いです。画像などを利用している場合は、なかなかモノクロにするのは難しいかもしれませんが、テキストがメインの場合は、モノクロ印刷にすることで印刷を安く済ませることができるでしょう。
また、文字や内容量が少ない場合などは、両面印刷から片面印刷へ切り替えることで安く済ませることができます。内容を精査してみるのも良いかもしれません。
2.紙の種類や厚さを工夫する
印刷物を印刷会社へ依頼する場合、紙の種類と紙の厚さ（斤量）を指定します。紙の種類では、メジャーなものだとコート紙、マット紙、上質紙などがあります。それぞれ光沢感や印刷したときのインクの質感が異なりますが、一般的なものであればあるほど、基本的には安くなる傾向にあります。
また、紙の厚さ（斤量）の選択も価格を下げることにつながります。名刺などは一定の紙の厚さが必要ですが、チラシや冊子の場合などは、紙が薄くても問題ない場合があります。こうした場合は薄い紙を選択すると、より安く済ませることができるでしょう。
3.納期を遅くする
ネット印刷では、納期を遅くするという手段も安く済ませる方法の1つといえます。
納期というのは、もろもろの印刷準備が済んでから出荷する日までの期間を指します。この期間が長いほど、基本的には料金が安くなります。手元に早く欲しい場合などは難しいですが、印刷してから実際に利用するまでの期間が長く空くことがわかっている場合などは検討してみても良いかもしれません。
印刷を安く済ませるためには、印刷物の色、紙の種類・重さなどの印刷物の工夫や、納期をずらすなどの工夫が必要となります。色々検討し、品質面とコスト面のちょうどいい塩梅を考えながら印刷物の作成を行うようにしましょう。