会社案内のパンフレットづくりで外せないポイントはココ!
会社案内のパンフレットは、会社の顔となります。自社の理念や事業サービスの特徴をしっかりとアピールするには、見た目も良くすっきりと仕上げたいものです。
特に、企業理念や事業サービスの特徴、業績といったアピールしたい情報がたくさんある場合は、画像や図版などを配しながら、見映えの良いデザインにする必要があります。
ここでは、会社案内のパンフレットを作る際に、注意したいポイントについてご紹介します。
会社案内のパンフレットは、会社の顔となります。自社の理念や事業サービスの特徴をしっかりとアピールするには、見た目も良くすっきりと仕上げたいものです。
特に、企業理念や事業サービスの特徴、業績といったアピールしたい情報がたくさんある場合は、画像や図版などを配しながら、見映えの良いデザインにする必要があります。
ここでは、会社案内のパンフレットを作る際に、注意したいポイントについてご紹介します。
目次
会社案内は、会社概要や沿革、理念、業務内容、規模などを列記した、いわば「会社の顔」「会社の身上書」というべき物です。つまり、「弊社はこういう理念を持ち、こういう経歴で発展してきて、現在はこういう業務を行っています」ということを、コンパクトにまとめた物が会社案内です。
営業担当が初めての取引先を訪問する際には必須の物ですが、場合によっては会社の紹介だけでなく、具体的な商品やサービスの紹介も盛り込みたいということもあるかもしれません。
そこで、会社案内を作る際には、会社の紹介ができれば良いのか、あるいは営業ツールとしても活用したいのか、用途をはっきりさせておくことが大切です。それによって、コンテンツの内容やデザイン・体裁も変わってきます。
会社案内の用途が決まったら、それに沿って構成内容を固め、実際の制作作業にとりかかります。それぞれの工程でいくつかのポイントを押さえながら、作業を進めていくことが肝心です。
これは、会社案内に限りませんが、印刷物の制作では、あれもこれもと欲張ってしまうと、焦点がぼやけてしまい、何を伝えたいのかわかりにくい物になりがちです。ですので、「どのように使うのか」が確定したら、そのためにはどんな要素が必要なのかを見極め、構成内容を決めていくことが大切です。
会社概要の紹介を主眼とするものなら、経営者のあいさつ文、企業理念、事業内容、会社概要と沿革、さらに自社の強みやアピールポイントがあれば充分でしょう。また、営業ツールとしても兼用したい場合は、それにプラスして主軸商品の概略や、ラインナップなどを追加していきます。
会社案内のパンフレットは、できるだけシンプルに仕上げることを心掛けましょう。「せっかく作るのだから、あれもこれも載せておきたい」という気持ちになるかもしれませんが、情報量が多くなると伝わりにくくなったり、読む気を持ってもらえなくなったりします。文章はできるだけ簡潔にし、各要素のボリューム配分を考えながら構成していきましょう。
商品やサービスの情報を掲載する場合は、その後のバージョンアップやモデルチェンジにも対応できるよう、あまり詳細な情報は掲載しないようにすると良いかもしれません。
構成内容が決まったら、原稿作成とデザインワークに入ります。編集プロダクションなどへ外注することもできますが、その場合でもクライアントとして「何をどうしたいのか」を事前に準備しておいたほうが、スムーズに進行できます。
原稿も外注して作成してもらえますが、会社の理念や方向性などは、さすがに「丸投げ」というわけにはいきません。制作現場のスタッフと十分な打ち合わせを行い、方向性のずれが出ないようにしましょう。
デザインについては、会社のカラーに合った物にする必要があります。企業のブランドイメージやロゴなどを準備して、デザイナーにはいくつかのサンプル案を出してもらうと良いでしょう。
会社案内のパンフレット制作では、あまり欲張ってたくさんの内容を入れ込もうとすると、読みづらい上に焦点がぼやけてしまいがちです。写真でも文章でも、必要最低限のものを厳選するようにしましょう。
注意すべきことは、会社案内だけで会社のすべてを知ってもらう必要はないということです。自社のポリシーや目指す方向、そのためにどんな事業をどのような形で行っているのかがわかりやすくまとまっていれば、あとは営業をかけて商談をまとめていくこともできます。そのため、会社案内のパンフレットに掲載する内容は、できるだけ要素を絞り込むようにしましょう。
パンフレットなど冊子のレイアウトデザインは、素人にはなかなか難しいところです。しかし、写真や文章の上下左右の位置をきちんとそろえるだけでも、落ち着きのある見た目になります。
ポイントとしては、メインになる写真を思い切り大きく配置し、他の写真を小さくすると、メリハリが利いた動きのある印象になります。また、写真の点数が多い場合は、誌面をグリッド状に分割して、それぞれを均等な大きさで並べると整然として見えます。ただし、本当にそれだけの写真を並べる必要があるのか、必要な要素なのかを再検討することも大切です。
デザインのポイントをお伝えしましたが、社内報ならともかく、会社案内のパンフレットを社内でデザインするというのは難しいかもしれません。PCスキルのある人材がいたとしても、DTPのデザインソフトを使いこなせるとは限らず、もし適任者がいたとしても、パンフレット制作に関わっているあいだは、本来の業務が止まってしまいます。
そのような場合は、社外の制作会社に依頼したり、インターネット上の無料のテンプレートサービスを使ったりする方法がおすすめです。
制作会社に外注して、プロのクリエイターに依頼する方法もあります。デザイナーだけでなく、ライター、プランナーなどがチームを組んで制作にあたってくれるため、コンテンツ(記事)も含め、高い品質で制作してもらえます。十分な打ち合わせを重ねれば、会社のポリシーやスタイルにフィットした会社案内を作ってもらうことができるでしょう。
ただし、打ち合わせや校正に時間がかかることと、何よりコストが高くつくことがデメリットといえます。
インターネットで注文できる印刷会社の中には、チラシや名刺、会社案内などのデザインをテンプレートで用意しているところがあります。
ラクスルの「オンラインデザイン」では、4,000点以上のデザインテンプレート、2,000万点以上のイラスト・画像素材を、すべて無料で利用できます。しかも、これらの素材をブラウザー上で操作し、印刷用のデータ原稿に仕上げて入稿発注までできますので、コストとスピードの点でも便利です。
会社案内は「会社の顔」です。きちんと作り込まないと、会社そのものの信用度にもかかわります。クオリティを重視するなら制作会社に依頼したいところですが、スピードや納期の兼ね合いからそれも難しいという状況もあるでしょう。
そんなときは、無理に社内で作ろうとせず、オンラインのデザインサービスを活用してみても良いでしょう。ポイントさえ踏まえていれば、自社に合った会社案内のパンフレットを低コスト・短納期で仕上げることができるはずです。