【売れるチラシの7つの基本】
売れるチラシ=販促につながるチラシには「一目見てわかりやすい」という共通点があります。売れるチラシを作るために、自社のチラシが次の7つの基本を押さえているか、チェックしてみましょう。
1.5W1Hを明確にする
チラシを作成するときは、「Why(なぜ)」「Who(誰に)」「What(何を)」「When(いつ)」「Where(どこで)」「How(どうやって)」という5W1Hを明確にする必要があります。それぞれについてご説明します。
・Why(なぜ)
パッと見たときに、目的のわかりにくいチラシは捨てられる可能性が高くなります。そのチラシをなぜ配布したか、一目で目的が伝わるよう、簡潔でわかりやすいキャッチコピーを用いましょう。
・Who(誰に)
ターゲットが「主婦」か「学生」か、それとも「地域の人全員」かによって、チラシに盛り込む内容やデザインは異なります。ターゲットを具体的に想像し、「これは自分に関係のあるチラシだ」と思ってもらえるようなチラシを目指しましょう。
・What(何を)
「新装開店」「キャンペーン開催」など、チラシの目的が相手に伝わっても、アクションにはつながりません。「新装開店のため◯割引」「キャンペーン中はプラスアルファのサービスが受けられる」など、具体的な内容を明記し、お客さまの行動を促すことが大切です。
・When(いつ)/Where(どこで)
お客さまの行動を促すには、商品・サービスの提供期間や、イベント・キャンペーンの開催期間など、時間を明記することも欠かせません。
また、どこでサービスを受けられるか、イベントが開催されるかなど、わかりやすい地図や現地までのアクセス方法も必ず記載しましょう。
・How(どうやって)
チラシを見たお客さまが商品・サービスに興味を持ってくれても、商品の購入方法やキャンペーンの参加方法がわからなければ、興味は薄れてしまいます。電話やネットで注文を行う、直接来店するなど、商品・サービスの提供を受ける方法をチラシに記載しましょう。
2.目的をしぼる
チラシを作成する際は、ついたくさんの要素を盛り込んでしまいがちです。しかし、要素が多ければ多いほど、伝えたいことは曖昧になります。
「新しい商品について伝える」「キャンペーンの告知をする」など、最も伝えたい目的だけに絞り込み、チラシを作成するよう心掛けましょう。
3.イメージがわく写真やイラストを使う
お客さまのアクションを促すには、イメージがわく写真やイラストを掲載することも大切です。飲食店ならしずる感の高い料理、整体院なら清潔な内装、求人募集なら職場の雰囲気など、チラシの目的に合わせて写真やイラストを選択しましょう。
物や空間だけではなく、人の顔写真を掲載することも効果的です。店舗のオーナーや商品開発者などの顔写真を掲載すれば、商品やサービスの信用を高めることにつながります。
チラシ掲載に向けて写真撮影を行うときは、お客さまが好感を持てる表情になっているかどうか、第三者の視点に立ってチェックしてください。
4.オファー(特典)を明確にする
クーポン券がついていたり、ノベルティがプレゼントされたりするなど、チラシにオファー(特典)をつけることで、反応率アップにつながる可能性が高くなります。オファーをつけるときは、クーポン券の使い方や、ノベルティをもらう方法などを明確に記載しましょう。
5.口コミやレビューを載せる
お客さまの口コミやレビューも、チラシに必要な要素のひとつです。なぜなら、「この商品はすごく良いので買ってください」と自社の要望を記載するよりも、「この商品を使ってみたらとても良かったのでおすすめです」とユーザーの声を載せるほうが、お客さまへの訴求力は高くなるからです。
お客さまの声を「見える化」することで、商品・サービスに携わるスタッフのモチベーションアップにもつながります。
6.店舗までのわかりやすい地図を載せる
店舗が集客アップのためにチラシを配布する場合は、わかりやすい地図が欠かせません。いくらキャッチコピーや写真が魅力的でも、店舗までのルートがわかりにくければ、アクションにはつながらないからです。
地域密着型の店舗であっても「地元の人ならこの道はわかるだろう」と考えずに、地図を載せた上で「駅から徒歩◯分」などの説明を記載しましょう。
7.問い合わせ先をわかりやすく表示する
問い合わせ先は、チラシの隅に小さく載せるのではなく、お客さまがすぐ見つけられる場所に、目立つように表示しましょう。問い合わせ先を見つけにくいチラシは、安心感がなく、集客アップにもつながりません。
チラシに掲載すべき問い合わせ先は「電話番号(FAX番号)」「メールアドレス」「ウェブサイトのURL」などです。スマホで読み込むだけですぐにウェブサイトにアクセスできる「QRコード」をつけると、より効果的です。
【チラシの反応率を高めるには?】
ここからは、チラシの反応率を高めるためのコツについてご紹介します。
1.チラシは読みやすさを重視して作成する
チラシにインパクトを持たせようとすると、つい変わった形のフォントを使ってしまいがちです。しかし、普段見慣れていないフォントは読みにくく、お客さまにチラシを最後まで読んでもらえない可能性があります。
商品・サービスの内容やオファー、問い合わせ先などの情報は、明朝体やゴシック体など、新聞や雑誌などの紙媒体でよく使われているフォントの使用をおすすめします。
チラシのレイアウトは、読み手の目の動き(アイフロー)を想定して決めます。縦書きのチラシであれば「N型」、横書きのチラシであれば「Z型」のアイフローを意識してください。
2.ABテストを行い効果測定する
2パターンの広告を用意し、どちらがより効果が高いか検証する手法を「ABテスト」といいます。ポスティングは、2つのパターンのチラシを配布して効果を測定することができる点がメリットです。効果を見ながらチラシの内容を検討したいという場合は、ポスティングでABテストを行ってみましょう。
ABテストの結果によって、次回配布するチラシに掲載する内容や、配布するエリアが明確になり、より効果的なポスティングを行うことができます。どのような内容やデザインのチラシが効果的か把握するためには、チラシを繰り返し配布して、効果測定を行うことをおすすめします。
【まとめ】ラクスルの無料デザインテンプレートを活用して「売れるチラシ」を作ろう
売れるチラシを作るための基本を理解しても、実際にチラシを作ろうとすると、どのように要素を入れ込んでいいか悩んでしまうかもしれません。
ラクスルでは、さまざまな種類のデザインテンプレートをご用意しています。プロのデザイナーが作成した無料デザインテンプレートを選び、文言を編集するだけでチラシが完成しますので、ぜひご活用ください。
さらに反響率を高める【宛名なしDM・エリア便】も
ラクスルでは、宛名リストが無くても、DM(ダイレクトメール)が配布できる、「宛名なしDM・エリア便」をリリースしました。
ご指定のエリアへ、反響率が高いポストカード・A4大判ハガキ・圧着ハガキなどを配布するサービスです。エリア便特徴は、主に3点あります。
①宛名リストが不要
・DM(ダイレクトメール)発送に必要な宛名リストは、エリア便には不要です。
・配布エリア、配布する商品(ポストカード・A4大判ハガキ・圧着ハガキ等)、配布希望日を選ぶだけで簡単にご注文頂けます。
②反響率を高める仕様
・ポスティング・折込で使用されるチラシ配布はB4・A4サイズで、コート53kg・73kg・90kgを使用されることが多いですが、
エリア便は厚みがある紙を使ったハガキを配布するので、投函先で廃棄されにくく、手元に残りやすいので、開封率を高めることができます。
・通常のポスティングチラシは、複数のチラシを一緒に投函する「併配」ですが、DM・エリア便はご注文いただいた商品1点を
単独で配布する「単配」を採用しています。他のポスティングチラシと混ざりにくいため、開封率が高まる効果があります。
③印刷から配布までワンストップ
・ラクスルのエリア便では、ハガキの印刷をお客様自身でご手配いただく必要はありません。郵便局への持ち込みも不要です。
・ハガキの印刷から指定エリアへの配布までワンストップで対応が可能です。