スマホ全盛の時代でも、実はアナログ的なポスティングが 住まいを求めるターゲットに届くことを実感!
株式会社K&K建築工芸さまの事例 工務店
40年以上にわたり、工務店としての揺るぎない実績を築きながら挑戦を続けているK&K建築工芸。2018年からはラクスルのポスティングを活用し、参加費無料の家づくりセミナーを入り口としたアプローチに取り組んでいます。それまで利用してきた別の会社からスイッチした理由や、その後の反響などについて、代表取締役の木村和督さんに語っていただきました。
株式会社K&K建築工芸さまの事例 工務店
40年以上にわたり、工務店としての揺るぎない実績を築きながら挑戦を続けているK&K建築工芸。2018年からはラクスルのポスティングを活用し、参加費無料の家づくりセミナーを入り口としたアプローチに取り組んでいます。それまで利用してきた別の会社からスイッチした理由や、その後の反響などについて、代表取締役の木村和督さんに語っていただきました。
目次
1981年に創業して、初期の頃からホームページをつくり、ポスティングもしていました。
「しあわせ通信」という、新築やリノベーション、工事などの実績を紹介するチラシを年に数回つくって配布していたんですが、自分でカラー印刷してポスティング会社に持ち込んでいたので、かなり手間がかかっていたんですね。
そこで、2018年11月からラクスルに変えました。
見積もりを取ってみたら、印刷からお願いしても安いことがわかったからです。チラシを自分でプリントすると、量が多いと紙もインク代もかかるし、何よりものすごく時間がかかります。それが、今は一度注文すればおしまいですから最高ですね。
ホームページをつくった当時は、それだけで結構問い合わせもあり、仕事につながったんです。でも、数年たったらホームページがあるのは当たり前の時代になり、私もあまりそこには力を入れなくなって、ずっと更新していませんでした。
ですが、昨年にホームページを全面リニューアルし、今年の2月からは私が講師を務める「家づくりセミナー」を開催。その告知のために、ホームページやインスタグラムへ誘導するQRコードを入れたチラシを毎月、ポスティングするようにしました。今、少しずつですが手応えを感じています。まずはこの方法で、1年くらいは続けてみようと思っています。
チラシの原稿や構成は私が考え、専門家にillustratorのデータにしてもらっています。
ラクスルへの注文については、社員になっている娘に任せているんですよ。以前に利用していたポスティング会社も、娘が探してきたところだったと思います。長い間同じ会社に発注していたんですが、もっとラクにできないかと思って検索し、ラクスルを見つけたそうです。
最初にパソコンで注文しようとしたとき、初めてのことなのでいろいろと検討したかったようで、いったんキャンセルし、10日後くらいに電話で注文しています。それから3、4回は、電話で相談しながら注文していたようですね。今はパソコン画面ですべて完了しています。
特に何も不満がないまま、ここまでずっとラクスルを継続して利用しているのは、対応がいいからだと思います。何か不満があったとか、他に変えたいとか、そういうことは一切聞きません。安心して任せられるんでしょう。いい仕事っていうのは、そういうものですよね。
チラシの部数は1回につき大体10,000部、予算も概ね決めています。パソコンで操作するのは娘なんですが、私も横にいて画面を見ながら、いろいろと希望を伝えています。
地図を指して「このエリアを入れて」といってクリックしてもらうと、その場ですぐに部数や単価、合計金額が出る。あれがいいですね! その結果を見ながら、「ちょっと多いから、ここをやめてみようかな」とかね。そんなふうにすぐ判断できるのが、すごく便利です。
エリアについては地元の世田谷区を中心にしたかったんですが、地価が高いこのあたりで若い人が土地を買い、家を建てるのはかなり大変です。そこで、川崎市に近い都内で、車なら30分くらいでこちらへ来られるエリアを探して、配布するようにしています。世田谷区であれば、親御さんの代からの家があって立て替えたいとか、そういう人も対象になりますね。
そういう意味で、配布先を「一軒家」とか「集合住宅」で指定できる機能もすごく助かっています。これから家を建てる若い人、建て替えたい人、それぞれにしっかりと届けるようにしていきたいと思っています。
ホームページやチラシだけでなく、昨年はいろいろと新しいことに取り組みました。新しいロゴを自分でつくり、「住む人を幸せに変える住宅」というキャッチフレーズを考えたのも去年のことです。
この言葉には、7、8年前から私が建築に取り入れている風水が関係しています。人が生きるためには、睡眠がとても大切ですよね。そこで、健康な暮らしを手に入れて欲しいという願いから、ご要望があれば、風水から見たその人にとっての最適な寝室の位置、頭の向き、間取りなどをご提案しているんです。
そういったコンセプトを伝えるためのキャッチフレーズですが、「風水」とそのまま言ってしまうと抵抗を感じる方もいらっしゃるので、「住む人を幸せに変える」という言葉で表現しています。
昨年は「壬寅(みずのえ・とら)」で、今年は「癸卯(みずのと・う)」。甲、乙で始まる「十干(じっかん)」の9番目、10番目にあたります。今、動いていかないと、1番目になる「甲(きのえ)」 の2024年に変化が起こらない。
昨年からいろいろと新しいことに取り組んでいるのには、そういう理由があります。
家づくりを考えている人は、いろいろな説明会などに行っていると思うので、セミナー告知のチラシではきちんと他社との差別化していきたいと思っています。文字をたくさん入れながら、読みやすくするように心がけています。
面白いなと感じるのは、今はスマホで何でも買えるような時代でありながら、アナログ的なところもあるんじゃないかということです。というのも、セミナーへの申し込みが100%、チラシをきっかけに来る人たちなんですよ。
ホームページだけで仕事が入ってきた時代は、チラシはほとんど効果がなかった。今の方が、反響があるということは、考え方が少し変わってきているのかなと思って。だから、こういうアナログな手法の効果が出てきているのかなと感じています。
しばらくやめていた「しあわせ通信」も、お客さんと会ったときに「最近、配布がないけど、どうしたの?」と聞かれることもあるんですよ。風水のことも書いているので、楽しみにしてくれている方もいるんですね。時間があれば、またつくってみたいと思います。
ある勉強会で知った言葉があるんですよ。ダーウィンの名言からきているもので、「変化する時代に生き延びる人は、金持ちや力がある人ではない。時代に合ったことをする人だ」と。そしてまたある人は、「仕事がないとき、厳しいときにこそ、宣伝費にお金を使いなさい」と言っていました。
その2つの言葉がとても心に響いて、思い切っていろいろと変えてみようと思ったんですよ。今、世の中は厳しい状況でも、その時代に合った仕事をどんどんやっている会社ってやっぱりあるじゃないですか。すごいことですよ。
我々も小さな投資ではありますが、2年くらいかけてホームページやロゴ、キャッチフレーズなどを変えたり、ポスティングをしたりと、いろいろと進めてきました。宣伝費についても、今は人を一人雇ったと考えて割り当てています。こういった取り組みも、上向いてくれば、また拡大するかもしれません。
風水でご説明したように、今は動くとき。宣伝などを検討している方は、ぜひ新たな一歩を踏み出していただけたらと思います。何かをすることによって、来年がちょっと上向きになって、再来年には大きく花開くはずです。
世田谷区で新築住宅・リフォームの工事を行うK&K建築工芸では、一級建築士として培った豊富な経験と風水建築士としての知見を活かして「住む人が幸せになる住宅」を提案しております。
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