チラシからステップアップ! ワード・パワポでつくる「折りパンフレット」カンタン作成講座
※この記事は公開から1年以上が経過しています。
お手ごろな価格と用途に合わせて選べる豊富なラインナップが人気の「折りパンフレット印刷」。パンフレットの作成!となると身構えがちですが、ちょっとしたポイントをおさえれば、ほとんどチラシと同様です。 チラシから少しだけステップアップして、自慢のパンフレットをつくってみましょう!
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お手ごろな価格と用途に合わせて選べる豊富なラインナップが人気の「折りパンフレット印刷」。パンフレットの作成!となると身構えがちですが、ちょっとしたポイントをおさえれば、ほとんどチラシと同様です。 チラシから少しだけステップアップして、自慢のパンフレットをつくってみましょう!
目次
折りパンフレットは1枚の紙を1回~3回折ることで4面(ページ)以上のパンフレット形式にしたもので、左の絵のような会社・学校案内をはじめ、説明書、プログラムなどによく利用されます。
冊子に比べコンパクトで、ストックするにも携帯するにもかさばらないのが特長の1つ。
どんな場面でもさっと取り出せる資料があるのは心強いですね。
折りパンフレットの仕様は仕上がりサイズ(折った状態でのサイズ)×折り方で決まります。
折りの種類によってそれぞれ、
・2つ折り→4ページ
・巻き3つ折り・外3つ折り→6ページ
・観音折り・外4つ折り・十字折り→8ページ
という構成になるので、パンフレットの内容構成にあわせてご選択ください。なお、折り目が少ないほど費用はおさえられる傾向です。
ちなみに人気の2TOPは、
・面数が少なくデータ作成がカンタンなA4仕上がり2つ折り
・コンパクトで情報が整理しやすいA4 1/3仕上がり巻き3つ折り
データはパンフレットを広げた展開図にあわせて作成してください。
巻き3つ折りや観音折りなど中に巻き込まれる面がある場合、その部分は仕上がりサイズより少し小さくなるため、それを考慮してデータをつくる必要があります。
その点、テンプレートは商品の仕様にあわせて適切なサイズが設定されているので、あわせてデータをつくるだけ。
ワード(一部仕様は除く)・パワーポイントのテンプレートをご用意しておりますので、ぜひご活用ください。
ダウンロードしておいたテンプレートを使用すると、面倒なサイズ設定が不要なのでとてもラクです。 テンプレートは、表面と裏(中)面で2シート(スライド)使います。
注意ポイントは2つ。
・ チラシ同様、「塗り足し」と「文字切れ」に注意!
テンプレートのガイド線に沿って、みどりの枠線まで塗り足しを、水色の枠線内に文字などを配置するようにしてください。
※「塗り足し」「文字切れ」についてはこちら
・ 面の割りつけ間違いに注意!
折りかたによってそれぞれ割りつけは異なります。例えば、同じ3つ折りでも「巻き3つ折り」と「外3つ折り」とでは割り付けが異なります。
どこに何を配置すればいいのかわからない・・・そんなときはコピー用紙などを実際の形に折った状態にして、「表紙」「裏表紙」など書き込んだうえで 開き、その配置に習ってデータをつくってみてください。筆者はよくこの手をつかいます。
ワード・パワーポイントで作られたデータを出来る限り忠実に再現するために、PDF変換をして入稿しましょう。
PDF変換についてはこちらで詳しく解説しております。
PDFにしたらいざ入稿!とその前に以下の項目をチェック!
・ 注文した仕様と作成データはあっていますか?
注文したサイズ・折りかたと作成したデータが一致しているかどうかご確認ください。
・ コメント欄やトンボ外の欄で、表紙の指示はしていますか?
仕様によっては表紙がどの面になるか指示が必要です(テンプレートのガイドにその旨記載があります)。
・ ガイド線の消し忘れなど、余計な要素は入っていませんか?
PDF変換の際のガイド線の消し忘れにご注意ください。
折りパンフレットは4種類の紙種がありますが、おススメ用紙はコート紙とマット紙。
写真が多いパンフレットや色鮮やかに仕上げたい場合はコート紙、文字が多いパンフレットや落ち着いた雰囲気に仕上げたい場合はマット紙と用途に 合わせて使い分けてみてください。