アウトラインPDF とは
キャノンが開発したドキュメント処理技術の一種で、スキャンした紙原稿からオブジェクトを抽出し、デジタルデータを生成する技術の中でも、文字データのベクトル変換に特化した技術の名称です。従来のようなスキャン画像から抽出した文字データ、背景データを合成する方法ではなく、文字データをアウトラインのベクトルデータに変換して圧縮することで、出力機器の解像度に依存せずに精細な文字を表示できます。また、Illustratorを使用することで、文字やグラフィックデータの再利用が可能になります。キヤノン製のネットワーク複合機などに搭載されています。