企業のキャッチコピーをつくる上で自社に問いかけるべき3つの質問
言葉一つで企業のイメージは大きく変わるもの。企業名を変えることは難しくても、企業のキャッチコピーを変えるのは比較的簡単です。効果は大きくかつすぐに取りかかれる、企業におけるキャッチコピー作りのポイントをご紹介します。
(1)そのキャッチコピーは誰に向けて発しているのか?
製造、小売、IT、どの業界においてもまずは自社の「存在意義」を理解し、価値を提供できる「相手」を知ることが先決。ビール会社がお酒を飲まない人に向かってキャッチコピーを考えてもしょうがありません。まずは自社のキャッチコピーを読んで欲しい相手を明確にすること。そこから始めましょう。
(2)その相手にどういう価値を提供できるのか?
メッセージを伝える相手(=ターゲット)が決まれば、次は「自分が相手にどんな価値を提供できるのか?」を考える必要が出てきます。自社の強み、他には無い特徴、大切にしている文化、そしてそれらが相手にもたらす価値。このことを徹底的に突き詰めて考え、言語化していく必要があります。
(3)一文で表現できているか?
企業のキャッチコピーはターゲットに対して「私たちはこういう会社です!あなたにこういった価値を提供できる会社です!」というメッセージ。あまり回りくどいと分かりにくいですし、記憶にも残りません。一番伝えたいメッセージをシンプルに伝えましょう。
まとめ
企業のキャッチコピーはラブレターにも似ています。片思いでまだ振り向いてくれていない相手(新規顧客)やすでに付き合っている相手(既存顧客)に対して一生懸命書く手紙。その手紙で自社をうまくアピールすることができるば、意中の相手は振り向いてくれるはずです。
