アイデアがどんどん湧いてくる人のデザイン案出し方法
デザインを考えるときにアイデアがまったく出てこないことってありますよね。とくに初心者ほど案出しで苦しんでいると思います。ところが湯水のごとくアイデアを出してくる人があなたの周りにいませんか?実はデザイン案を出すにはコツがあります。そこで上級者が案出しのために実践していることを紹介します。
デザインを考えるときにアイデアがまったく出てこないことってありますよね。とくに初心者ほど案出しで苦しんでいると思います。ところが湯水のごとくアイデアを出してくる人があなたの周りにいませんか?実はデザイン案を出すにはコツがあります。そこで上級者が案出しのために実践していることを紹介します。
アウトプットをするにはインプットが必要です。アイデアはトコロテンだと思ってください。中身が空っぽではいくら押し出そうとしても何も出てきません。何もないところからゼロをイチにすることができるのは限られた天才だけです。私たち一般人は中身を埋めることから始めなくてはいけません。
日常から多くのデザインに触れるようにしましょう。美術館や展示会に足を運ぶことで世の中で評価されているデザインを見るようにしましょう。業務に直接関係のないと思うデザインも積極的に触れて頭の中を満たしましょう。
会議室でああでもないこうでもないと言い合うことも大切ですが、それはいい案が浮かんでからのこと。案出しを会議室で行うことは効率も悪く、自分の頭の中にあるものでしか案は浮かんできません。
日本では机に向かって一生懸命に悩んでいることを評価される雰囲気がありますが、案出しを行いたいのであれば街に出てください。環境を変えることで脳が新鮮な状態になります。そして街にはアイデアがいっぱい落ちています。
奇抜な誰もが驚くアイデアは決して思いつきで出てくるものではありません。すべては基本という土台があるからアイデアが湧いてきます。奇抜な絵画を描くピカソが、若いころは基本に忠実な技法で絵を描いていたというのは有名な話です。
基本がわかっているから応用ができます。基本がわかっているから基本を外せます。まずは徹底してデザインの基本を身につけましょう。
デザイナーは経験を積むことで引き出しが増え案出しに苦しむことが減っていきます。アイデアがどんどん湧いてくる人だって最初からそうだったわけではありません。案出しの極意はインプットをすること、基本を身につけることです。遠回りのようですがそれ以外の近道は用意されていません。