高成功率!セミナーを利用して集客するための3つのコツ
セミナーを開催して商品やサービスの便利な使い方をレクチャーし販売につなげる手法は古典的な集客方法のひとつです。企業の行うセミナーのほとんどがこれだと考えていいでしょう。ただしセミナーを開いたからといって簡単に結果が出るものではありません。ここでは成約率の高いセミナーを開催するコツを紹介しましょう。
セミナーを開催して商品やサービスの便利な使い方をレクチャーし販売につなげる手法は古典的な集客方法のひとつです。企業の行うセミナーのほとんどがこれだと考えていいでしょう。ただしセミナーを開いたからといって簡単に結果が出るものではありません。ここでは成約率の高いセミナーを開催するコツを紹介しましょう。
あたり前ですが、集客目的のセミナーは無料で行う必要があります。セミナー開催するのも費用がかかりますが、その負担を惜しんでいたのではとてもじゃありませんがセミナーには人が集まってくることはありません。お客さまに「お得」を感じてもらうこと、お客さまの「悩み」を解決することをアピールして、お客さまの重い腰をあげてもらうことが必要なのに、ここでセミナーは有料ですなんて言われたらセミナーに出かけるハードルが上がってしまいますよね。セミナーでかかる費用はその後の販売やサービスの利用で回収すると考えましょう。まず人が集まらなければ商品も売れませんし、サービスの提供もできません。人を集めるという意味では集客方法も重要になってきます。無料にしたのに会場は半数も埋まらないということはよくあることです。ここで重要になってくるのはセミナーのタイトルです。お客さまの心に響くキーワードで作られたキャッチコピーを準備できなければお客さまはセミナーに参加してくれません。そのセミナーに出たらどんなメリットがあるのかがタイトルから分かるようにしておかなければセミナーに行くための理由を見つけることができません。このセミナーを受けることでどんな成果が得られるのか、どんな悩みを解決できるのかを明確に提示し、そのうえ「無料」という方法でお客さまのハードルを下げてあげましょう。
セミナーを開催するにあたって最初にすべきことはターゲットを決めることです。これもお客さまがセミナーに参加するための理由になります。ターゲットを絞っておくと対象のお客さまは「自分のためにあるようなセミナー」だと感じてくれます。ただしターゲットを絞り過ぎると逆に集客数が減ってしまいます。どこまでターゲットを絞って集客をするかはしっかり検討しておきましょう。意外と忘れられているのは会議を開催するためのコストです。有料で開催する場合はコストを細く計算するのに無料になった途端、予算のことを忘れてしまいがちです。無料だからこどどこかで回収をしなければいけません。そのためのコストは明確にしましょう。会場の利用料金、配布資料の印刷費用、参加してくれたお客さまへの販促グッズの提供。講師を依頼する場合には講演料などがかかってきます。開催前に必ずコストの洗い出しを行いましょう。会場でのお客さまの動線や、セミナーのリハーサルなど事前にやっておくべきことは無数にあります。その一つひとつをきちんと準備することでお客さまは違和感もなくストレスもない状態でセミナーに参加してもらえます。お客さまがひとつでも不安や不信感を持ってしまった場合、セミナー後の商品やサービスの成約率は大きく下がってしまいます。些細な事にも目を配って完璧な準備を心がけましょう。
セミナーは大成功、お客さまも喜んでくれて万々歳です。あれ?大切なこと忘れていませんか?大事なのはそこからどうやって販売やサービスの利用につなげるかですよね。「あなたの悩みはうちのこの商品を買えば解決します」では「この壺を買えば幸せになれます」という怪しいセミナーと変わらなくなってしまいます。大切なのはセミナーを通じて、商品やサービスの良さをそれとなく伝えること。そしてその商品やサービスを使いたくなる仕組みを用意することです。セミナー後にすぐに申し込みができる準備はもちろんのこと、「セミナーに参加してくれた人だけ」の特典を用意することが重要です。「セミナー参加者だけは初回半額」というキャンペーンを行ってお客さまの心理的ハードルを下げましょう。その際に「絶対に売ってやろう」などと考えないようにしてください。押し売りはセミナーの評判を下げることになり、次回以降の参加者減につながります。契約につながらなくてもお客さまに嫌な思いをさせるわけにはいきません。むしろ契約しなかったことを帰宅後に後悔するぐらいのセミナー内容を準備しましょう。そしてセミナー後に参加者へのフォローも忘れてはいけません。メールやDMなどで感謝を伝え、もう一度「セミナー参加者だけ」の特典をアピールすれば成約率が格段にアップします。
無料セミナーに集まってくれた人たちはすでにあなたが提供する商品やサービスに近いところにいる存在です。あなたが少し背中を押してあげるだけで、購入や契約につながります。無闇に商品やサービスをアピールする必要はありません。しっかりとした集客と準備を行い、お客さまにはあなたの商品やサービスを利用した場合に訪れる素晴らしい未来をイメージしてもらえるセミナーを開催しましょう。