ポスティングで集客率を高める7のポイント
ポスティングで反響を高めていくには押さえておくべき重要なポイントがいくつかあります。今回は集客率を高める7つのポイントを紹介します。
ポスティングで反響を高めていくには押さえておくべき重要なポイントがいくつかあります。今回は集客率を高める7つのポイントを紹介します。
目次
ポスティングの効果は、店舗まわりのエリア特性をどれだけ把握しているかによって変わります。やみくもに配布しても、空回りするだけです。まずは、自分の足で地域の特性を確認します。
身近にエリアに詳しい人がいれば、ヒアリングをして、店舗の商品の購買層になりそうな人が住んでいるエリアを地図にプロットして、有力なエリアを選択します。各市町村のホームページには、世帯数、人口などが掲載されていますので、参考にしましょう。
店舗の立地条件をもとに基本のポスティング計画を組み立てましょう。店舗を中心に、地図上に500m、1km、3kmなどの同心円を描いて、店舗の商圏マップを作成し、ポスティングの配布計画を立ててください。
具体的な目標、目的を設定しましょう。そして、目標、目的を実現するための具体的な手順、方法を、従業員と話し合い、同じ目線で皆が活動するようにします。配布に関しても最も効率の良いルートを組み立てます。
ポスティング業者は、過去の経験から、ノウハウを持っていますので、積極的にアドバイスをもらいましょう。業者に委託する目的は、単に労力の提供ではありません。エリア選定の最適化、効率化です。
不動産業者と提携して、エリアの不動産特性を熟知した業者や、「成果保障型」のポスティングサービスをキャッチフレーズにした業者も出現しています。ノウハウを持つ企業の選択が、成功につながります。ポスティング結果をフィードバックし、少しずつ信頼関係を構築していきましょう。
自分でやるにしろ、業者にまかせるにしろ、そこにはコストが発生しています。無駄金に終わらせないためにも、データで「見える化」を進めましょう。実施日の記録、1年間で何回ポスティングをしたかという反復回数(率)など、ポスティングの実施状況を記録します。
ポスティングへの問い合わせ回数、お店の来店客数、販売金額などとの相関を測定し、どのエリアにポスティングをすると効果があるのか、何回位ポスティングをすると効いて来るのかといった経験・ノウハウを蓄積し、費用対効果を算定しましょう。
住所のわかるお客様は地図上にプロットして、顧客をしっかり管理しましょう。
ポスティングは配布して反応が1.0%以上あれば大成功です。大事なのは、継続です。そのためには、無駄打ちを少なくするための、エリアの選定が大切になります。継続のためにはしっかりとした予算計画も大切です。
消費者をターゲットとする店舗は、基本的には広告・販促費をしっかり計上して、予算をベースにした広告・販促計画を立て、ポスティングをすべきです。新規出店や、イベントの時はある程度、先行投資として考えましょう。
ポスティングは残念ながら、全ての人から受け入れられているわけではありません。ポスティングに対してクレームや、張り紙のあるお宅は、リスト化し、配布を避けてください。マンションの管理人とのコミュニケーションも大事です。
ポスティングは新聞折り込みと競合することがあります。地域の新聞に曜日毎に、どんな業態の折り込みチラシが入るのかを把握します。配布の時間帯も住民に考慮してきめましょう。
芸術的にセンスが高くても、受け入れられるとは限りません。受け手が「これは!」と思ってくれるチラシのデザインを心がけましょう。紙の選択も重要です。キャッチコピーでお客様のニーズを取り込めば、つかみとしては成功です。
折り込みチラシと違い、ポスティングでは試供品などを添付することもできます。また、クーポンなどを添付することで、反応率を高めることができます。
最後に、いくら良いチラシを制作し、ポスティングがうまくいっても、肝心の商品やサービスがお客様にマッチしなければ、何の意味もありません。ポスティングを活用しながら、エリアのお客様のニーズを満足させる、商品、サービスを作り上げましょう。